3月14日、グレープシティはWindowやSilverlight、Windows Phone開発のためのコンポーネントスイート「ComponentOne Studio 2012J シリーズ」を発表した。
ComponentOne Studioは、チャートや帳票、入力用コントロールといった業務システム開発に便利なさまざまな分野のコンポーネントを収録した製品。プラットフォームごとにエディションを提供しており、そのうちの1つ「ComponentOne Studio for Windows Phone 2012J」を無償で利用できる開発者支援プログラムを実施する。
この開発支援プログラムは個人開発者が対象で、ComponentOne Studio for Windows Phone 2012Jに加え、アプリの最適化ツール「XapOptimizer 1.0J」を無償提供する。参加条件は、
- マイクロソフトが運営するWindows PhoneおよびXBOX360の開発者向け総合ポータルサイト「App Hub」に「アカウントの種類:個人」で開発者登録していること
- App Hubの「発行者名」をグレープシティに知らせること
- 2012年8月31日までに、ComponentOne Studio for Windows Phone 2012J を使用したアプリケーション(有償・無償)を1つ以上開発し、マイクロソフト運営のWindows Phoneアプリの販売サイト「Marketplace」に公開すること
- アプリケーション内のどこかにグレープシティの指定するロゴを表示するか、MarketPlace のアプリ紹介ページにグレープシティの指定する文言を記載すること
を満たすこと。申込期間は7月31日までで、募集人数は先着20名となる。20名に達した場合は、その時点で申し込み打ち切りとなる。詳細は、同社の無料利用プログラム紹介ページを参照のこと。
そのほか、ComponentOne Studioシリーズの登録ユーザーに対しては、バージョンアップ割引キャンペーンを実施する。Enterprise 2012Jの開発ライセンスを半額にて提供する「バージョンアップ価格」、ヘルプオーサリングツールなどがセットになったUltimate 2012Jへの「アップグレード価格」などを用意するという。