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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第106回

「iPhoto」で手軽に楽しく写真を活用する技

2012年03月13日 18時00分更新

文● 柳谷智宣

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写真をかっこよくレイアウトしてウェブで公開する

 複数の写真を共有するなら、「ジャーナル」機能を利用しよう。写真のサイズや表示位置をドラッグ&ドロップでカスタマイズでき、カレンダーや天気、地図、テキストなどの要素を追加することもできる。写真に付けたキャプションも表示されるので、絵日記のように仕立てることも可能。完成したジャーナルはiCloud上にアップロードし、友人にはURLをメールすればいいだけ。

 ほとんど自動的に処理されるうえ、特に難しい操作も必要ないので、数分で完成する。パーティーなどのイベントで楽しみながら、iPhoneで撮影しまくり、iCloudのフォトストリームでiPadにどんどん自動転送。一眼レフを使っているなら、「第67回 一眼レフで撮った写真を無線で飛ばしてiPad 2で即確認する技」で紹介した「Eye-Fi」を利用してiPadに転送すればいい。そして、一服しながらiPadでジャーナルを作成・アップロードしておき、締めの挨拶で全員にメールを送信したりしたら、できるヤツとして覚えてもらえること請け合いだ。

公開する写真を選択して「共有」→「ジャーナル」をタップする

ジャーナルの名前を入力する

「編集」をタップし、写真を長押しして位置やサイズなどを調整する

カレンダーや天気、テキストなどのオブジェクトを挿入できる

完成したら「共有」→「iCloud」をタップする

「iCloudで公開」を「オン」にするとアップロードが開始される。完了したら、「友達に知らせる」でジャーナルのURLをメールしよう

ブラウザーで表示した画面。単に写真をまとめて送るよりも喜ばれることだろう

 「iPhoto」は写真を手軽に撮って、ちょっとレタッチし、友達と共有して楽しむといった使い方なら、最適のアプリ。価格は450円だが、Apple製で今後のサポートもずっと期待できるのだから、安い買い物だろう。友人たちと写真を撮ることが多いなら、インストールしておくことをお勧めする。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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