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新価格の「IBM Cognos Insight v10.1」は4月1日登場

驚異の5万円台!IBMのPC向けBIソフト「Cognos Insight」

2012年03月09日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月8日、日本IBMは1ユーザーあたり5万5500円で利用できるPC用分析ソフトウェア「IBM Cognos Insight v10.1」を発表した。

低価格で利用できる分析ソフトウェア「IBM Cognos Insight v10.1」

 これは、主に営業部門やマーケティング部門などの業務現場の担当者が日ごろ使用しているPCに導入するだけで分析を始められるソフトウェア。PCに保存されているデータをさまざまな角度から分析してグラフなどに出力することで、視覚的にビジネス状況の把握が可能となり、洞察を即座に引き出すことができるという。60秒ほどでグラフやウィジェットを使ったダッシュボードの作成が可能だ。

 さらに、情報をアクションにつなげるための支援機能も搭載する。仮説をもとに分析を行ない、実行計画を策定/共有。ビジネス成果の最適化を図るため、アクションの代替案を用意し、比較検討することもできる。たとえば、将来の来店者数に対する複数の仮説を設定し、それぞれの場合における将来の売り上げを予測し、このデータをもとに実行計画を立案・検討し、アクションにつなげるといったことが可能になるという。

 なお、Cognos Insightの現行モデルの価格は1ユーザーあたり7万3000円で、5万5500円の価格は4月1日からとなる。

 また、このCognos Insightを1機能として備え、分析データのダイナミックな管理、双方向活用を実現するソリューション基盤「IBM Cognos TM1 v10.1」の販売も開始する。こちらは大手企業のユーザー向けの製品で、業務現場の担当者がCognos Insightを活用して作成した分析モデルや分析結果を、Cognos TM1を経由して全社レベルで共有したり、全社レベルで検討する予算計画プロセスにCognos TM1を経由して参画するなど、ダイナミックな企業内双方向連携を実現するという。Cognos TM1は、4月1日より最小構成価格800万円で販売する予定だ。

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