レノボは、8日、デュアルOSを搭載した13.3型ノート「ThinkPad X1 Hybrid」を9日からレノボ・ショッピングウェブサイトで発売すると発表した。
ThinkPad X1 Hybridは、Windows 7とLinuxをベースとした「インスタント・メディア・モード(IMM)」という2つの動作モードを搭載。2つのOSはアイコンをクリックするだけで、自由に切り替えられる。
Windows 7動作時にはIntelプロセッサーが、IMM動作時にはQualcomm社のSnopdragonが起動。16GBの共有ストレージを介してWindows側とIMM側のデータを閲覧・編集できる。
また、30分で約80%の充電が可能な急速充電機能(Lenovo Rapid Charge)をどちらのOS使用時でも利用できる。
ThinkPad X1 Hybridのディスプレー部を覆うガラスは「Corning Gorilla Glass」。高い強度を誇るThinkPadのフレーム構造“マグネシウム・ロールケージ”とCorning Gorilla Glassのサンドイッチ構造により、薄型の製品でありながら、従来のThinkPadシリーズと同等以上の堅牢性が得られるという。
ThinkPad X1 HybridのCPUは、現行ThinkPad X1シリーズに採用されているものから選択できる。標準構成メモリーは1GB。通信機能にIEEE 802.11b/g/nを採用。バッテリー駆動時間はWindows OS使用時が約5時間 IMM使用時が約10時間。
OSはWindows 7 Professional(64bit)に対応する。その他のスペックは基本的にThinkPad X1シリーズに準ずる。
初出時、Windows 7は32bit版も選べると記載しましたが、64bit版のみ対応するとのことです。本文は修正済みです。(2012年3月9日)