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ウルトラブックは、今後5年間にタブレットの3倍以上の成長率で拡大へ

2012年03月08日 09時30分更新

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ウルトラブックは、今後5年間にタブレットの3倍以上の成長率で拡大へ

株式会社グローバル インフォメーションは、ジュニパーリサーチが発行した報告書「Ultrabooks & Mobile Computing: Strategies & Forecasts 2012-2016 (ウルトラブックとモバイルコンピューティング:2012-2016年の戦略と予測)」の販売を開始しました。

ジュニパーリサーチの当報告書では、今後5年間に、ウルトラブックの出荷数は、タブレットの3倍の成長率で拡大すると予想しています。

しかし、タブレットの出荷数は、2016年には2億5,300万となり、ウルトラブックの1億7,800万より高い水準を維持する見込みです。

AppleがiPadを市場投入した際には、ベンダーはすばやく対抗して、競合製品を次々と発売しましたが、2008年のMacBook Air 対しては、業界は緩やかな反応を示してきました。

2011年後半時点で大手ベンダー数社がウルトラブックの最初の製品を発売したにすぎません。ウルトラブックは世界最大の半導体メーカーであるIntelが提唱する、モバイルコンピューティングPCの新しい規格です。

家電製品の一大見本市であるCESで発表された新商品があふれかえるなかで、ウルトラブックには多くの課題が依然として残っています。

タブレット市場で見られるように、価格と機能の面でAppleの製品と大きく差別化できる製品がなければ、競合他社が勢いを得るのは困難です。

さらに、Intelのウルトラブックの仕様自体が、課題をもたらしています。

当報告書の執筆者であるDaniel Ashdownによれば、「Intelのブランド力もあり、ウルトラブックは、従来のノートブックと比べてもひときわ目立つ存在です。しかしその一方で、ベンダーは製品戦略上、バランスをとって活動する必要に迫られています。Intelの仕様を満たすことは、ブランドの地位と資金調達を保証します。しかし、ノートブックからの大幅な変化は、現在のウルトラブックの多くが、消費者にとって、あまりにも高価であることをも意味しています。」

市場調査レポート: ウルトラブックとモバイルコンピューティング:2012-2016年の戦略と予測
Ultrabooks & Mobile Computing: Strategies & Forecasts 2012-2016
http://www.gii.co.jp/report/jp229996-ultrabooks-mobile-computing-strategies-forecasts.html
出版日 2012年01月
発行: Juniper Research

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/topics/CS17_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F


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