「興味があるから使ってみたよ」というパターンも
編集S:さらに続けてみよう。Mさんから。「はじめまして。早速ですが僕がUbuntuを使い始めたきっかけは、5年前WindowsのFirefoxがブルースクリーンを起こして落ちるトラブルがあった時で、その時期とあるWindows系雑誌の付録についていたUbuntuを使ったのがきっかけです」。
小林:昔のWindowsとの比較だと、「Linuxは落ちない」という傾向はありましたね。Ubuntuも丈夫です。
hito:FLOSSものの各種ソフトウェアで固めると、WindowsでもUbuntuでもだいたい同じですね。Firefox + LibreOffice + Thunderbird、なんて構成ならOS問いませんし。
瀬尾浩史:いい時代ペン。
hito:なので、Ubuntuを「安定した動作基盤」として使うのはアリですね。まあ、Windowsが不安定なことにいろんな理由があるのと同じように、Ubuntuが不安定になることもいろいろな理由で起こりますが……。
編集S:Eさん。「Windowsを使い続けるのに飽きて、週アスの特集で見かけたUbnutuをなんとなくインストールしてみたのが最初です。 2台目のHDDにインストールする時無茶苦茶ドキドキしたのを覚えてます(ライセンス違反を犯してる気がして)」。
ミズノ:週アスのUbuntu特集!
編集S:あざーっす!
やまね:「飽きたので手を出してみる」というのはアリなんだよねぇ。
あわしろいくや:Ubuntuは複数台にインストールしようが、稼働できる状態でいくつ持とうが自由ですからなぁ。
hito:Windowsだと、「起動可能な状態のOS」が1つだけ、っていうライセンス上の縛りがありますからね。もちろん複数ライセンス購入してくればそれでいいんですけど。
さかもっちー:自作PCや安鯖にはUbuntu入れて使えばいいのに、と思うぐにゅぅ。
編集S:Hさん。「某高校生ハッカーのドラマを見て、USBブートで使い始めました。ただ、あまりにも動作が遅かったので、デュアルブートするようになりました」。
ミズノ:立川のゲーム屋みたいな名前で活躍するアレか!
hito:UbuntuはUSBメモリーにインストールして、そこからブートする使い方もできます。
小林:一つ作っておくと便利ですね。
編集S:具体的な作り方は?
hito:UbuntuのCDでシステムを起動→USBスタートアップディスクを作成、でインストールメディアを作るのが簡単です。本来はUSBから起動してインストールするためのものなんですが、そのまま動かすこともできるので。でもあとでもうちょっと真面目に説明する。
あわしろいくや:最近のUSBメモリーは速いですからなぁ。USB3.0だとブートできないですが、「USB3.0対応USBメモリー」をUSB2.0のポートに挿して起動するのがオススメですな。
ミズノ:4~5分でインストール終わるんだよねぇ。
小林:速いUSBメモリーとSSDを組み合わせると、ユーザー情報を入力している間にインストールが終わっていたりしますね。
編集S:Kさん。「道場の皆さんこんにちは。Ubuntu使用はVMwarePlayerで仮想PC作成可能になったのがきっかけ(今はVBox)。前からLinuxに興味あったのでそれで踏ん切れた。Ubuntu選択の理由は最も一般的との評判で。Ubuntu Magazine Vol.7買います」。
あわしろいくや:仮想化でUbuntu体験してみるの、マジおすすめですな。
編集S:Vol.7お買い上げ! ありがとうございます!
小林:今だと、VMware PlayerかVirtualBoxをダウンロードしてきて、Windows環境にインストールすれば簡単に試せますね。
編集S:Sさんから。「某他社さんのLinux 100%が出会いです!って言ったら軍曹から指導という名のハリセンが飛びますかね?」。飛びません。安心してください。
さかもっちー:(むしろハリセンはご褒美という説もあるぐにゅぅ……)
小林:雑誌を読んでみると、使ってみたいと思える機能が見つかるかもしれない、ということですね。
やまね:いい話っぽくまとめたし!
編集S:Kさんから。「Ubuntuを使い始めたのは、リーダーとストレージゴッドがUbuntuで遊んでいて面白そうだと思ったから。もちろんDebian系でaptなどに慣れていたのとインストールが簡単で使いやすかったのも理由」。
あわしろいくや:これ、どう考えても身内の犯行ですな。
ミズノ:それはKさんというかMさんというかBさんというか……(謎)。
編集I:まわりの人が使っている場合は、見せてもらうと面白いかもしれない、ってことですねー。
瀬尾浩史:無理やりまとめたペン……。
ミズノ:まだイケますね。
編集S:Tさん。「予算はないけど、サーバーが必要。『root』への考え方で選んだ記憶があります。今では会社で、家で内向けのDNS、DHCP、File、グループウェア、プロキシサーバーとして4年ほど愛用しております」。
あわしろいくや:安価なサーバーとして使うパターンですな。
編集S:Nさん。「SNMP監視のためにCactiサーバを構築しようとしていて、最初CentOSでやろうとソースからコンパイルとかしてて、めんどくさ過ぎたのでパッケージシステムで対応しているディストリを探してたらUbuntuだと3ステップぐらいで完了してビビった9.04の時」。
やまね:それDebianでもできるよ!
編集S:Pさん。「vineがLive起動できなかったときにseed化に失敗してサルベージするのに使ったのがきっかけです。vineさわり始めたのはTeXですね。今は全く使いませんが……」。
編集I:TeXを使うためにLinux/Unix、というのは良くある話なんですね……。
hito:さあ誰かTeXがなにか説明するんです! なぜならハリセンが怖い!
編集S:お葉書持ってるからハリセン振るえないお。
ミズノ:TeXっていうのは、まあ要するに、「印刷物をプログラム言語で書けるようにしたもの」です。ああ、色々な人に怒られるな(ぉ
小林:大学で使うこともあるみたいですね。
編集S:Vさん。「Ubuntuを使い始めたのは、2006年5月頃にブログのコメントで読者の方からXGL(Compiz)が使えるという情報をいただいたのがきっかけです。当時はVine LinuxやFedora Coreをメインに使ってました」。
さかもっちー:……どこかで聞いたことがあるぐにゅぅ。
あわしろいくや:「Vさん」って、あのVさんですかな……。
編集I:それ以上言わない方向で!(;・∀・) うぶまがに書いてもらうことのあるVさんだとかバラすと……(;´Д`)
編集S:━━╋⊂( ´ー`)彡
編集I: (・∀| |・) ぺぐぅ。
瀬尾浩史:切れてるペン!
小林:ハリセンといいつつ一刀両断なんですね……。
ミズノ:その「━━╋」、どう見ても剣なんですけどハリセンなんですか……。
編集S:ハリセンです。疑問を持ってはいけません。
さかもっちー:(がくがくぶるぶる)
編集I:ハリセン、キケンです(・∀| |・)
瀬尾浩史:って、編集Iさん切れたままペン!
小林:あとでごはんつぶで接着しておきます。
編集I:ワーイ(・∀| |・)
あわしろいくや:ナチュラルにひどい扱いになってきましたな!
編集S:気を取り直して。Kさん。「十数年前、社内用イントラサーバー構築のためLinux勉強(Vine)→途中で取りやめになりLinux触らなくなる→『DellがUbuntuを採用』というニュースを見る→Ubuntuって何だろう?→ASCIIの『さくさくUbuntu!』を手に取る、だったかと……」。
ミズノ:サーバーにもオススメ、と。
瀬尾浩史:ということでそろそろ……。
編集S:今週もお時間なのペン。
瀬尾浩史:セリフとられたペンー!?
ミズノ:次回はどうするペン?
瀬尾浩史:そっちのセリフまで取られたペンー!?
編集S:まだ未定……なんだけど。まあ時期が時期だし、12.04かなぁ……。
さかもっちー:ということで、また次回ペンぐにゅぅ。
瀬尾浩史:セリフかえしてペンー!
編集I:むしろ切れたままの自分……(;・∀| |・)
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