人生の岐路は30代にやってくる
俺はASCII.jp編集部員のS、30代独身。デジタルオタとして仕事に励む毎日だが、どうも近頃、「転職した」「結婚した」と報告してくる同世代のオタ仲間に比べて、単調な毎日を送っているような気がしてならない。
が、同じように「メリハリがないよな~」と俺にグチっていたはずの同僚Kが編集部員、最近やたらと機嫌がいい。おかしい、これは何かある!
飲みに連れ出し理由を探ってみると、なんとKはマンションを購入したのだという。でもK、お前、俺と同じで彼女もいなけりゃ結婚の予定もないだろ!?
「バカ野郎、俺たちには趣味があるだろうが! 趣味をもっともっと満喫するためのマイホームなんだよ!」
な、なるほど。周りのオタ仲間に「家を買った」って奴が増えてきたのは、こういうわけだったのか。
でも、そんなにマイホームっていいもんなの? 家っていうと、実家の一戸建てのイメージしかないんだけど。
事前調査は「住まい情報」がオススメ
というわけで次の日、俺は「とにかく見学してみろ」と熱く語るKに教えられた通り、住宅情報サイト「住まい情報局」で物件情報を調査してみた。
Kいわく、「住まい情報局」は検索条件を細かく指定でき、自分の好みに合った物件を見つけやすいのだとか。
そこで設定した条件は、次の3つ。
- 秋葉原に近い
- 半径300mで生活に必要なものが揃う
- 通勤に便利
秋葉原には毎日通ってるし、休日は引きこもってゆっくり趣味の時間を満喫したいんだよな~。で、仕事の後はすぐ帰って、1分でも長く録画した番組をチェックしたいから、会社へのアクセスはやっぱり無視できない。
「まあでも、そんな都合のいい場所があるわけ……ん? ある!! ぴったりの物件が!」