R.O.G.シリーズ
MAXIMUS V GENE
ゲーマー/オーバークロッカー向けのR.O.G.シリーズにもZ77搭載モデルが登場。
Micro ATXの「Maximus V GENE」はサウンドを重視し、ノイズを低減するシールド技術「SupremeFX III」を搭載する。これはデジタルオーディオ部とアナログオーディオ部を基板上で分離。さらに基板には2層の銅板を挟み込み、サウンドチップをステンレスカバーで覆うことで、ノイズを低減しているという。
デジタルオーディオ部とアナログオーディオ部を基板上で分離（写真の黄色い線）。左上のサウンドチップはステンレスカバーで覆われている
さらにMini PCI Expressカード2枚とmSATAカードを装着できる「mPCIe Combo」モジュールが付属している。これはI/O部に取り付けられるようになっている。
Mini PCI Expressカード2枚とmSATAカードを装着できる「mPCIe Combo」モジュール
モジュールにはMini PCI Expressカードを差せる
反対側にはmSATAの機器を装着できる
一方、ATXモデルの「Maximux V Formula」は、空冷と水冷両対応のVRMクーラー「Fusion Thermo System」を採用する。またオンボードサウンドの質を高める「SupremeFX IV」なども搭載予定だという。
Maximux V Formula
なお、この新R.O.G.シリーズと同時に、外付けサウンドユニット「THUNDER FX」も発売される。ゲーム向けの音質調整機能や、マイク入力のノイズ除去機能を備え、PCだけでなくPlayStation 3やXbox 360にも対応するとのこと。接続はUSBで行なう。
PlayStation 3やXbox 360にも対応するUSB接続の外付けサウンドユニット「THUNDER FX」
ハードとソフトの両方の充実を図るASUSTeK
外付けサウンドユニットの「THUNDER FX」や「mPCIe Combo」モジュールといったハードウェアだけでなく、「FAN Xpert 2」や「Wi-Fi GO!」といったソフトウェアの充実にも余念がない。
そのほかにも、USB 3.0の速度を向上させる「USB 3.0 Boost」や、有線LANの転送速度を最適化する「Network iControl」などを搭載するなど、独自の機能を次々と打ち出すASUSTeK。これから発売される新製品は、秋葉原でも注目される製品になることは間違いないだろう。
