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社内管理者からもファイルの内容を守る

クラウド文書も暗号化!ソフォス「SafeGuard Enterprise 6.0」

2012年02月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月28日、ソフォスはデータプロテクションソリューションの最新版「SafeGuard Enterprise 6.0」を発表した。クラウド上のデータを暗号化する製品で、パブリック/プライベート/ハイブリッドのクラウド環境で重要なデータを保護する機能を持つ。また、社内ネットワークにおいても、より安全に重要なデータを保護する機能も追加されている。

 クラウド向けの「SafeGuard Enterprise Encryption for Cloud Storage」は、管理対象のエンドポイントからクラウドにアップロードされたファイルを暗号化する。暗号化は自動的に行なわれるため、ユーザーはパスワードを設定するだけで作業が完結する。どこからでも安全にファイルへアクセスできるため、スムーズな共同作業が実現し、かつ生産性が向上するという。

 社内ネットワーク向けの「SafeGuard Enterprise Encryption for File Share」は、アクセス権限(暗号化鍵)を集中管理することで、適切なユーザーやグループのみがファイルの利用が可能となる。社内ネットワーク上のすべてのファイルにアクセスする権限を持つIT管理者であっても、暗号化されたファイルを管理することはできるが、ファイルの中の情報を見ることはできない。さらに、ファイルが別のドライブやネットワーク共有、あるいはUSBデバイスなどにコピー/移動された場合でも、すべてのファイルは暗号化された状態を保つという。

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