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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第14回

INFOBAR C01徹底レビュー 前編

テンキー+ストレート型で原点回帰したINFOBARの実力

2012年02月29日 12時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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細長くなったが、機能はA01ほぼそのままの全部入り

 基本機能や対応サービスは前機種と同等で充実。FeliCaやワンセグ、赤外線ポートを搭載し、防水/防塵に非対応な点を除けば、ほぼ全部入り端末と言える。

FeliCaポートは背面中央部分、赤外線ポートは上部カメラ付近に搭載する

ヘッドフォン利用時は付属の「micro USB-3.5ミリ径変換ケーブル01」を装着。ワンセグのアンテナも兼ねる

 ボディが細長くなったため画面サイズが0.5型小さくなった点と、カメラの画素数が805万画素から804万画素へとわずかに低くなった点を除けば、ハード面で前機種からのマイナス要素はない。むしろ重量が7g軽くなったり、Flashのバージョンが10.2から11.1に向上したりと、細かい部分がブラッシュアップされている点は好印象だ。

 個人的にうれしいのは、新たに背面右上にストラップ穴を搭載し、手持ちのストラップを取り付けられるようになった点。残念なのは、カラバリが3種類なこと。前機種のチョコピンクのような追加色を期待したい。

前機種はストラップを装着できなかったが、C01はこのように背面カバーを外せば任意のストラップを装着できるようになった

細長いタッチパネルは閲覧よりもボタンに苦戦

 細長い画面はケータイのようだが、実はタッチパネル。2本指ズームも可能で、スマホに慣れている人ならナチュラルに操作できる。関係者によると、これほど細長いタッチパネルは「液晶を製造するシャープ製端末だからこそ実現できた」とのこと。

 画面は前機種の3.7型(540×960ドット)から、3.2型(480×854ドット)に縮小された。ウェブや地図の文字が見にくいのは仕方ないが、シングルコアとは思えないほどキビキビ動くので、全体的には快適に閲覧できる。

ブラウザや地図は小さな文字が見にくいが、ズームやスクロールはとてもスムーズだ

 問題はボタンが押しにくい点。通知領域の「通知を消去」やアプリの「ダウンロード」など頻繁に利用するボタンが押しにくいのはツライ。小さなボタンを押すときは静電容量式に対応したタッチペンなどを利用するとイライラせずに済みそうだ。

通知を消去のように小さなボタンは指先で慎重に押す。省エネ設定のオンオフボタンもなかなか押せず苦労した

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