日本ヒューレット・パッカードは22日、14型ディスプレーを搭載するUltrabook「HP ENVY 14 SPECTRE」(エンヴィ14 スペクトル)を発表した。店頭販売モデルの価格はオープンプライス(予想実売価格は13万5000円前後)、同社直販サイト「HP Directplus」での販売価格は15万9810円から。発売日は3月中旬の予定。
HPのUltrabookには、13.3型ディスプレー搭載の「HP Folio 13」がすでに発売されている。コストパフォーマンスを重視したFolio 13に対して、ENVY 14は高級感や所有欲を満たすデザインを重視している。ボディーはフラットな形状で、ディスプレーは14型・1600×900ドットと、Ultrabookとしては大型で高解像度のディスプレーを備える。狭額縁のデザインを採用しているため、14型でも本体サイズは13.3型搭載ノートと変わらないとしている。またディスプレー表面は、強度に優れたゴリラガラスで保護。パームレストやタッチパッドにもガラスを使って、艶やかな表面を実現している。
高品位なオーディオ 出力機能「Beats Audio」にも対応し、音量変更用にアナログダイヤル式のボリュームコントローラーを備えるなど、オーディオ品質や操作感の良さも重視している。また、専用のソフトケースも付属している。
店頭販売モデルとHP Directplusモデルでは仕様が異なる。店頭販売モデルではCPUにCore i5-2467M(1.60GHz)と128GB SSDを搭載、HP DirectplusモデルはCore i7-2677M(1.80GHz)と256GB SSDを搭載する。搭載メモリーは4GB。本体サイズは幅327×奥行き221×高さ20~23mmで、重さは約1.8kg。バッテリーは内蔵式で、駆動時間は最大約9.5時間。無線通信機能としては、IEEE 802.11a/b/g/nを備える。
OSにはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。また付属ソフトとして、Adobe Photoshop Elements 10とPremiere Elements 10がプレインストールされている。