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日商エレクトロニクスと米オキシジェンクラウドが日本語版パブリックベータ

AD連携も可能な企業向けオンラインストレージ「Oxygen Cloud」

2012年02月16日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月15日、日商エレクトロニクスは米オキシジェンクラウド(Oxygen Cloud Inc.)が提供する企業向けオンラインストレージサービス「Oxygen Cloud」の日本語版サービスのパブリックベータを開始した。

 Oxygen Cloudは、企業が利用することを前提としてサービス設計されているオンラインストレージ。サーバーに保存されるデータやエンドユーザーの端末に保存されるファイルはAES256ビットで暗号化され、通信データもSSLで保護される。また、管理者がユーザーごとのアクセス可否の設定、フォルダへのアクセス権限(読み取り/書き込み権限)を設定できるため、ユーザーのアクセスをコントロールできる。企業内で利用しているディレクトリサービスとのアカウント連携も可能だ。

 ユニークな点が、データ保存のサーバーとして、自社で保有するオンプレミスのストレージも利用可能なこと。これにより、ユーザー企業はデータを社外に出すことなく、Oxygen Cloudを利用できる。

 Oxygen Cloudは、5ユーザー/5GBまでは無料で利用可能。超える場合は、5ユーザーで5000円、50GBで1000円の月額料金が発生する。高機能版のライセンス提供も別途する。詳細には要問い合わせとのこと。

 本サービスは米国で2011年5月の開始し、約10カ月ですでに7000社の利用実績があるという。日本での提供にあたっては、オキシジェンクラウドと日商エレが共同で日本語化を実施した。パブリックベータを通じて、多くのユーザーから不具合、改善点の報告、意見を集めることで、ユーザービリティとサービス品質のさらなる向上を目指すという。

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