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「CLOUD CENTER for Windows」は2月28日よりクローズドβサービス

ビットアイルがWindows採用のプライベートクラウド

2012年02月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月14日、ビットアイルはクラウドサービス「Cloud ISLE」にて、Windows Server環境に最適化されたプライベートクラウドサービス「CLOUD CENTER for Windows」を発表した。

今春発売のSystem Center 2012やWindows Server 2008 R2が搭載するHyper-V 2.0を利用するプライベートクラウド「CLOUD CENTER for Windows」

 CLOUD CENTER for Windowsは、マイクロソフトが今春リリースするシステム管理ソフトウェア「System Center 2012」、Windows Server 2008 R2が搭載するHyper-V 2.0を利用するクラウドだ。社内システムはWindows ServerやSQL Serverなどマイクロソフト製品をベースに構築されている場合が多く、こうしたシステムをプライベートクラウドに移行する際に最適なサービスとなる。

 System Center 2012によりWindows ServerやSQL Serverの一元管理が可能で、管理を大幅な簡略化が可能。さらに、ホストサーバー(ホストOS)に、仮想マシンの無制限ライセンスが付属するWindows Server Datacenterを利用しているため、Windows Serverを仮想マシンとして利用する場合、追加のOSライセンスが不要というメリットもある。

 また、CLOUD CENTER for Windows上で稼働するマイクロソフト製品のソフトウェアライセンスは、「SPLA(Microsoft Services Provider License Agreement)」に対応しており、月額課金のサブスクリプションモデルで提供される。利用期間に応じた課金のため、マイクロソフト製品のソフトウェアライセンスコストは最適化が可能だ。

 CLOUD CENTER for Windowsは2月28日より、System Center 2012 Virtual Machine ManagerのRC版を利用した、クローズドβ サービスにより検証プログラムを開始する。System Center 2012の正式提供後、CLOUD CENTER for Windowsも正式サービス開始の予定だ。その際には、Configuration Manager 2012、Operations Manager 2012などのSystem Center 2012の各製品を追加し、プライベートクラウドの管理をより高度かつ簡略化するソリューションを提供していくという。

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