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VMware vSphereやVMware vCenter Converterの機能を利用

ニフティクラウド、P2Vサービス「VMインポート機能」開始

2012年02月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月14日、ニフティはパブリック型クラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」にて、自社やデータセンターで運用中のサーバーをニフティクラウドへ移行するための新機能「VMインポート機能」を開始した。

VMware vCenter Converter経由で物理サーバーのニフティクラウドへのインポートが可能な「VMインポート機能」

 VMインポート機能は、VMware vSphereもしくは無償で利用できるVMware vCenter Converterを使って作成したサーバーの仮想マシンのイメージ(VMイメージ)を、ニフティクラウドのコントロールパネル上の操作でインポートするもの。OSやアプリケーションの再構築が不要となり、移行にかかる時間を大幅に短縮できるという。移行後は、サーバーのコピーやサーバーへのディスクの増設など、ニフティクラウドの各機能が利用可能だ。

「VMインポート機能」の対応OS

 これにより、保守期限が迫っている物理サーバーなどをニフティクラウドへ移行することが容易になるほか、災害対策としてシステムを丸ごとニフティクラウドにバックアップするといった使い方も可能となる。

 VMインポート機能の利用料金は無料。移行時に作成したサーバーの利用料金は、ニフティクラウドのサーバータイプと同様となる。サーバーを作成する際に、サーバータイプと料金プラン(月額課金/従量課金)が選択可能。また、VMイメージのローカルディスクサイズがニフティクラウドの基本ディスクサイズ(Linux:30GB、Windows:40GB)を超過した場合、100GB単位で超過ディスク料金が発生する。超過ディスクの料金プランは、サーバー作成時に選択した料金プランに準じて設定されるが、あとからコントロールパネルで変更することも可能だという。

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