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パナソニック、新レッツノートSX1の出荷式を開催

2012年02月13日 21時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 パナソニックは8日、神戸市内にある同社神戸工場にて、2月24日から発売される新ノートパソコン「レッツノート SX1/NX1」の出荷式を開催した。同日は合わせて神戸工場の見学会も開催された。合わせてレポートしよう。

レッツノートはここで作られている!

 工場見学に先立って行なわれた説明では、神戸工場は1990年にワープロ工場としてスタートし、翌91年からパソコンの製造を開始している。同工場はレッツノートを始めとするパナソニックの「マザー工場」として、ノートパソコンの製造から出荷までを担当する。製造拠点はほかにも、台湾やアメリカ、イギリスにあるが、台湾は海外向け「TOUGHBOOK」の製造、米英はキーボード等の海外向けカスタマイズを担当している程度で、神戸工場はすべての司令塔の役割を果たしている。

 国内でパソコンの製造を行なっている企業によっては、例えばマザーボードは外部に製造を委託して、自社が管理する工場では組み立てに特化している場合もある。それに対してパナソニックの神戸工場では、マザーボードの製造まで行なっており、基板製造から組み立て、ソフトウェア導入と環境設定までの、出荷に至るまでのすべてのプロセスを担当している。また、法人顧客などを対象とした保守サービス窓口も工場内にあり、製造現場との品質情報のフィードバックを迅速に行なえる。

工場の2階にある製造ライン。写真の機械はマザーボードを製造する自動機械で、11ラインが稼働中。そのうちSX/NXは3ラインで製造されている
基板上にチップを取り付ける機械手前にはCPUやチップセットなどをテープリールに収めたものが何本も並ぶ。取付前のCPUやチップセットは、なかなか拝めない
こちらは基板上に部品を装着する際のテストを行なう、垂直多関節ロボットアーム。メモリースロットにメモリーモジュールを差し込み、適切な位置に倒すなんて器用なこともできる
基板やパーツ類を組み立てて、1台のパソコンに仕上げる組立・検査ライン。いわゆるセル生産方式を採用している、パソコン工場ではよくある光景だ
こちらは出荷先に合わせて、ソフトウェアやWindowsの設定をカスタマイズする「導入支援サービス」。例えば顧客の1人1人に合わせて、IPアドレスやパスワードまで設定できるので、顧客は納品されたパソコンを箱から取り出せば、すぐに使えるようになっている工場内に設けられた「専用保守窓口」。規模は小さいが品質に関する情報を迅速に製造部門へフィードバックできる
製造施設の外にある、試験用の「10m電波暗室」(内部の写真はパナソニック提供)。基本的にパソコンが出すノイズの検証にだけ使われているという贅沢な施設だ
工場内にある試験施設のひとつでは、TOUGHBOOKに水を浴びせるテストが行なわれていた。ほかにもお馴染みの落下試験なども実施されていて、試験の結果は製造現場にフィードバックされる

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