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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第32回

大画面スマートフォンの操作感を徹底比較

2012年02月13日 14時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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アプリメニューのレイアウト次第で押しやすさは変わる
4型オーバーでは基本的に持ち直しが必要か

 アプリメニューでは端末ごとに1画面で表示される、アプリのアイコンの数や大きさが違う。1画面に最も多く配置されていたのが、画面サイズが最も大きいGALAXY SII WiMAXで、ランチャー部分も含めて画面に24個のアイコンが並んでいる。16~20個という端末が多いが、AQUOS PHONE 103SHはアプリメニューの最初の画面は12個のアイコンが配置されている(2ページ目以降は16個配置。レイアウト変更で20個配置にできる)。

  GALAXY WiMAX AQUOS PHONE 102SH LUMIX Phone Optimus X AQUOS PHONE 103SH P-01D
アプリメニューの操作しやすさ

 ただ、片手操作でのアイコンの押しやすさを考えるとまったく異なる印象になる。103SHはアイコンが画面の中心に並んでいるため画面サイズに比べて指を動かす範囲が小さくて済み、本体を持ち直さなくてもアイコンをタップできるのだ。これがGALAXY WiMAXでは明らかに画面が大きいため、左上のアイコンをタップした後に画面下部を押すには持ち直しが必要となる。またデザイン的に本体の下部を持つことになるため、片手操作ではやや不安定でもある。

一番左のGALAXY WiMAXは画面も大きいが、アイコンもたくさん表示されているのがわかる

 まったく持ち直しが不要なのはP-01D。どのアイコン、ハードキーもすべて最初に握ったままの状態で指が届く。惜しいのはLUMIX Phone P-02Dで、持ち直すほどではないが手を少し広げる感じにすれば、どのアイコン、ハードキーも押すことができる。ただ少々不安定なので、実際には持ち直す人も多いだろう。4型タイプは全般的に同じことが言える。

GALAXY WiMAXでは画面の上部と下部のアイコンを操作するときは微妙に持つ位置が変わっていることがわかるだろう。片手操作では握り直しが必要になってくる

小型のP-01Dではその必要は無い

文字入力に画面サイズはあまり関係ない

 文字入力のボタンは画面の半分程度の大きさにしか表示されないため、片手操作でもほぼ全部のボタンに届く。ただし持ち方は本体下のほうを持つためバランスが悪い機種が出てくる。しっかり握れたのはP-01DとOptimus X。やはり本体サイズが小さいことが有利なのだ。同じ4型の機種でもOptimus X以外は高さがあるためか若干不安定な感じがした。

  GALAXY WiMAX AQUOS PHONE 102SH LUMIX Phone Optimus X AQUOS PHONE 103SH P-01D
文字入力操作

GALAXY WiMAX

102SH

LUMIX Phone

Optimus X

103SH

P-01D

Webサイトの情報量は実は差がそれほどない
3.2型のP-01Dはどうしても不利

 WebサイトはASCII.jpのトップページを表示してみた。全体を表示した画面では、下の記事が2本程度見えるか否か、というごくわずかな差だ。GALAXY WiMAXとAQUOS PHONE 103SH/103SHはほぼ同じように見えて、GALAXY WiMAXがやっぱり解像度が高い分、一番表示範囲が広い。全体を表示しているので字が小さくなるが、P-01Dは画面の小ささと解像度が低いためか、やはり表示範囲以前に文字が見えづらく感じる。

  GALAXY WiMAX AQUOS PHONE 102SH LUMIX Phone Optimus X AQUOS PHONE 103SH P-01D
Webサイトの見やすさ

GALAXY WiMAX

102SH

LUMIX Phone

Optimus X

103SH

P-01D

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