日本でいう「マーカー蛍光ペン」は、デコノートに細かな色付けをする女子高生から、今日のテレビ番組欄に目印を付けるお爺ちゃんまで、そのユーザー層は膨大だ。海外でマーカーと言えば、日本でいう細身の油性インクのペンを指すことが多い。
その一方、日本の蛍光マーカーは、海外では“ハイライター”と呼ばれている……なんて思っていたら、ドイツのモンブラン社から「ドキュメントマーカー マイスターシュテュック ル・グラン 166」(以降 “ドキュメントマーカー”)なんて長~い名前のハイライターがなんと、“マーカー”として発売されてしまっていた。
文具のことを分かっていそうで分かっていない筆者は、発売時にはその存在を知らず、最近ずっと、安っぽくないクラシカルなイメージの蛍光マーカーを探していたのだが、偶然、新品の余剰品をオークションで見つけ衝動買いした。立派なモンブラン社のパッケージに入って届いたドキュメントマーカーは、ボルドーカラー(濃赤)だった。
ドキュメントマーカーには、イエローのマーカーリフィルが1本付属している。高級感溢れ、頑丈で多少のことでは決して曲がることのないモンブラン社の金属軸のリフィルは、ごく普通の国産の蛍光マーカーが10本近くは買える値段だ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
この連載の記事
-
第780回
トピックス
好みの時間を設定可能、乾電池式「ポモドーロタイマー」を衝動買い -
第779回
トピックス
レノボとAmazonベーシックのお勧め「ラップトップスタンド」を衝動買い -
第778回
トピックス
折ってちぎって6人で使える「Paper Pens」を衝動買い -
第777回
トピックス
ゲオでレトロ感満載「FM付き レトロスピーカー」を衝動買い -
第776回
トピックス
発売日に電子メモ「Boogie Board(papery)」を予約衝動買い -
第775回
トピックス
ユーザー評価の高いJPRiDE「model i ANC」を手に入れた! -
第774回
トピックス
割り切りが素晴らしい3COINSの3300円スマートウォッチを衝動買い -
第773回
トピックス
Galaxy純正の遺失物トレースタグ「SmartTag2」を衝動買い -
第772回
トピックス
昭和レトロなプレーヤー復刻版「サウンドバーガー」を衝動買い -
第771回
トピックス
人生最後の腕時計「ロレックス エアキング」を衝動買い -
第770回
トピックス
実測37g! 折り紙式ポータブルマウス「OriMouse」を衝動買い - この連載の一覧へ