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子供服市場、実店舗は縮小・ネット通販は拡大

2012年02月03日 09時39分更新

記事提供:通販通信

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 ネット通販総合支援のEストアーは2月2日、「育児に関連する購買動向調査」を行い、その結果を発表した。

 2012年1月の厚生労働省の発表によると、2011年の年間出生数は105万7000人と過去最低になった。また、12月の日本百貨店協会の発表によると、全国の百貨店における子供服(ベビー服・ベビー用品含む)の売上高が、2009年は前年比11.9%減、2010年は4.6%減と、百貨店業界ではベビー・子供市場が縮小している。

 一方、同社の2011年「キッズ・ベビー・マタニティ」カテゴリーの売上金額は2010年に比べ1.4倍と拡大し、Eストアー全体の売上金額の伸び率が1.2倍となった。

 同社は調査の総括として、日常的にネットショップを利用するネットリテラシーの高い世代がこれから出産期を迎えることで、ベビー・子供マーケットはますます活況していくと予測。また、少々価格が高くても、デザイン性や機能性が優れたものやユーザーボイス(口コミ)によって購入する傾向も見られるとした。

 調査期間は2010年1月1日~2011年12月31日。調査対象は「キッズ・ベビー・マタニティ」カテゴリーの当社顧客店舗(1064店)。

 ■「育児に関連する購買動向調査」(http://estore.co.jp/pdf/Release_120202

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