ベンチマークまとめ
以上の測定結果をまとめた表は以下の通り。駅構内での速度は下りだけ見ると4勝2敗でL-09C側の勝利、上りだけ見ると3勝3敗で両者引き分け、トップスピードはURoad-8000が秋葉原駅構内で出した10.6Mbpsだった。
測定ツアー後のバッテリー残量だが、L-09Cのバッテリー残量表示は2目盛り減って残り6割、URoad-8000は表示がフルのままで減っていなかった。測定開始から測定終了までは約4時間。その間電源はずっとオンにしていた。速度を見るといい結果を残しているL-09Cだがその分電地の減りは速いようだ。URoad-8000は目盛りが3つであることから、1/3も減っていない計算になる。つまり、バッテリーの減りは待機時の場合と同じくらいなので、今回の測定ツアーがさほど負荷にならなかったと考えられる。
今回の結果から、モバイルルーターを都心部で使うのであれば、問題なく快適に使えることがわかった。もちろん、場所によっては大なり小なり回線によって差が出るということもわかってもらえたかと思う。測定する場所や時間帯、平日か土日祝日かでも結果はかわるので、今回の調査が完全に正しいというわけではないが、モバイルルーター選びの参考にしていただきたい。
モバイルルーター特集最終回となる3回目は、各キャリアのサービスと料金を重点的に紹介する。回線速度以外に、モバイルルーター選びの決め手になるのは、安さかサービス内容か!?
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