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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第234回

長毛サビ猫の息子は「ライオン丸」!?

2012年01月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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持っていると便利な明るい単焦点レンズ

近くで寝そべっていたのをローアングルで。明るいレンズで撮るときは手前の目にピントを合わせるのが基本(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

近くで寝そべっていたのをローアングルで。明るいレンズで撮るときは手前の目にピントを合わせるのが基本(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

 もこもこ猫の息子は近くで見るとこんなである。トラっぽいシマシマ顔なんだけど、首から下は長毛という具合。ちょろっとはみだした犬歯がまたいい。

 キジネコかチャトラ系の父猫と、長毛サビネコの母猫から生まれたんだろうな。雑種猫ならではの面白さである。

 でもこの立派な青年、母猫に比べると臆病で優しい性格らしい。見た目は強そうなんだけどねえ。

ちょっとアングルを変えると迫力が出てライオン丸って感じ(2012年1月 アップル iPhone 4S)

ちょっとアングルを変えると迫力が出てライオン丸って感じ(2012年1月 アップル iPhone 4S)

 特にこれ。iPhone 4S で撮った写真なんだけど、なんか「ライオン丸」っぽくないすか? トラとライオンの合体作、みたいな。

 で、ひとしきり猫を撮って世間話してくつろいだ我々は、正月早々長居してはいかんので辞去することに。

 そしたら、もこもこの母猫(名前を聞き忘れた)が庭の先まで見送ってくれました。

とことこと入口までついてきて見送ってくれました。さっとISO感度を上げて撮影(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

とことこと入口までついてきて見送ってくれました。さっとISO感度を上げて撮影(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

 街灯が少なく、民家の灯りも弱い田舎なので撮影にはしんどいシチュエーションなんだけど、F1.4の明るいレンズでISO 3200まで上げてなんとか撮れた。

 こんなときのために、やっぱ、明るい単焦点レンズは持っておきたいものです。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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