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11年ソーシャルゲーム市場、1.8倍の2570億円に

2012年01月18日 09時33分更新

記事提供:通販通信

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 矢野経済研究所は1月17日、「ソーシャルゲーム市場に関する調査結果2011」を実施し、その結果を発表した。

 調査結果によると、2008年度に49億円であった国内ソーシャルゲームの市場規模は急成長を続け、2011年度は前年度比1.8倍の2570億円、2012年度は同1.3倍の3429億円に拡大する見通し。今後も安定した顧客基盤とアイテム課金を柱としたマネタイズモデルを武器に、市場拡大が見込まれるとした。

 また、大手ゲームパブリッシャーが本格的に市場参入し、自社IPの多元的活用により市場を席巻。これらの結果から、今後数年間でユーザーの主要デバイスがスマートフォンに全面的に移行するとみられ、大手SNS事業者ではマルチデバイス対応と海外展開を積極化。2012年以降は、スマートフォン向けタイトルによるマネタイズの成否が市場発展の大きな焦点となるとした。

 調査期間は2011年10月~12月。調査対象は国内SNS事業者、ソーシャルアプリプロバイダー、ゲームパブリッシャー・ディベロッパー、オンラインゲーム事業者。調査方法は同社専門研究員による直接面談、電話・メールによるヒアリング、文献調査併用。

 ■「ソーシャルゲーム市場に関する調査結果」(http://www.yano.co.jp/press/press.php/000899

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