auならさまざまな自由を提供する
KDDIは16日、スマートフォンのニューモデル5機種と、新サービスの発表会を都内で行なった。その中で、KDDI代表取締役社長の田中孝司氏は、auが掲げる3M戦略(マルチデバイス、マルチネットワーク、マルチユース)の一貫として「au スマートパスポート構想」を発表した。
これは3月1日から開始されるもので、人気ゲームを含む500本以上のアプリや、セキュリティーサービス、オンラインストレージなどを月額390円で利用できる「auスマートパス」を始め、光回線などを利用しているとスマートフォンの利用料を割り引く「auスマートバリュー」、さらにさまざまなサービスを一括で管理できる「au ID」の、3つのサービスが主軸になっている。
特にユーザーにストレートにメリットがあるのが、auスマートバリューだ。これはFTTHやCATVの提携プロバイダーと契約し、さらにauのスマホを契約すると、月額最大1480円(2年間)割引になるサービスで、2年目以降も980円/月が割り引かれる。また、家族全員(同一世帯)が対象になるので「4人家族ならひとり1480円割引されたとして、1ヵ月で5920円オフ、2年間でなんと14万2080円もオトクなんです!」と田中社長は力を入れてアピールした。2月14日から申し込み受付を開始し、3月1日から提供される。提携するプロバイダーの詳細はauのサイトで確認してほしい。
さらに、学生向けの学割プランも公開された。月額基本使用料980円が最大3年間無料になる「ともコミ学割」(学生とその家族で新規契約で申し込み可能)を利用すると、au携帯電話同士の国内通話が無料になる「プランZシンプル」+「誰でも割」利用時の基本使用料が実質0円。さらにauスマートバリューの組み合わせも可能だ。ともコミ学割の提供開始は2月1日からだが、申し込み受付は1月18日~5月31日まで。
また、25才以下向けに「U25毎月割」も登場。25才以下で新規契約または機種変更時に対象のスマートフォンを購入し、「ISフラット」を利用すると、パケット定額料が本来は月5460円のところが、最大2年間、月4410円となる。auスマートバリューとは基本的に重複しないが(ただし、2012年6月分以降。5月分までは重複される)、auスマートバリューの対象のプロバイダーに加入していなくても、25才以下でさえあれば割り引かれる。
ISフラット+auスマートバリューであれば、月々のパケット料金は3980円となる。ついにスマホの通信料で4000円を下回るプランを打ち出してきたau。他のキャリアははたしてどう動く!?
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