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International CES 2012特集 第4回

ソニーが次世代ディスプレーやBDレコなどを発表

2012年01月10日 16時17分更新

文● ASCII.jp編集部

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「Crystal LED Display」

「Crystal LED Display」

 ソニーは、約600万個のLEDを使用した55V型自発光ディスプレー「Crystal LED Display」の技術発表を行なった。2012 International CESで試作機が参考出展されている。

 RGB(赤/緑/青)の微細なLEDをフルHD画素分(各200万個ずつ)搭載。直接ディスプレーの前面に配置することで光の利用効率を向上し、既存の液晶ディスプレーと比較して明所コントラストが約3.5倍、色域が1.4倍、動画応答速度が約10倍となっている。

 輝度は約400cd/m2で、視野角は約180度、消費電力(パネルモジュールのみ)は約70W以下となっている。

 同社は「有機ELの継続的な開発、商品化と並行して」Crystal LED Displayの実用化に取り組んでいくという。

「NSZ-GS7」(左)と「NSZ-GP9」(右)

 また、同社は「Google TV」プラットフォームを採用した、ネットワークメディアプレーヤー「NSZ-GS7」とブルーレイディスク(BD)プレーヤー「NSZ-GP9」を北米と欧州より順次発売することも発表した。

 放送番組とインターネット上のコンテンツ/アプリケーションをシームレスに楽しむことができるという両機。3軸モーションセンサーや音声認識用マイク、タッチパッド、キーボードを搭載したリモコンにより、直感的な操作が可能だ。初夏から北米・欧州より順次発売し、展開地域を拡大していくという。

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