レノボは、1月5日(米国時間)、ThinkPadの新モデル「ThinkPad T430u」「ThinkPad X1 Hybrid」「ThinkPad Edge S430」「ThinkPad Edge E」シリーズ、「Lenovo B」シリーズの5機種を発表した。
シリーズ初のビジネス向けUltrabook
14型「ThinkPad T430u」
ThinkPad T430uは、14型液晶を搭載する、厚さ約20mmのUltrabook。最新のインテルCPUを採用し、ストレージはHDDとSSDを選択できる。HDD容量は最大1TB。グラフィックスはCPU内蔵だけでなくNVIDIA製GPUも選択可能。バッテリー駆動時間は最大6時間。価格は849ドル(約6万5000円)から。発売は2012年第3四半期予定。
インテル製CPUおよびクアルコム製2コアCPU搭載の
13.3型ノート「ThinkPad X1 Hybrid」
ThinkPad X1 Hybridは13.3型ディスプレーを備えるノートで、インテル製のCPUのほかにクアルコム製のデュアルコアCPUも採用。Windowsのほか、LinuxベースのOSも搭載。LinuxベースOSとクアルコム製デュアルコアCPUを組み合わせて「Instant Media Mode」(IMM)と呼んでおり、IMM利用中は消費電力が約半分、駆動時間は最大10時間としている。また、IMMは最大16GBメモリーをサポートするほか、動画視聴/写真閲覧/音楽再生/ウェブブラウズが可能。価格は1599ドル(約12万5000円)から。発売は2012年第2四半期予定。
Thunderbolt/USB 3.0採用の14型ノート
「ThinkPad Edge S430」
14型液晶搭載のThinkPad Edge S430は、厚さは22mmと薄型。USB 3.0の他にThunderboltを搭載している。光学式ドライブの代わりに1TBのHDDを選択可能。グラフィックスは、CPU内蔵かNVIDIAのGPUを選択できる。価格は749ドル(約5万8000円)から。発売は6月予定。
スモールビジネス向け14型/15.6型ノート
「ThinkPad Edge E」シリーズ
ThinkPad Edge Eシリーズは、14型の「E430」と15.6型の「E530」をラインナップ。ストレージとして、SSDを含め最大で計1TBまで搭載可能なほか、CPUは最新のインテルCPUまたはAMDのFusion APUを用意する。APUモデルでは型番がそれぞれ「E435」と「E535」となる。また、11.3型の「E130」と13.3型の「E330」も発表。価格は549ドル(約4万2000円)からで、4月以降順次発売予定。
エントリーユーザー向けノート
「Lenovo B」シリーズ
Lenovo Bシリーズはエントリーユーザー向けのモデルで、14型の「B480」と15型の「B580」を用意する。最新のインテルCPUかAMDのFusion APUを選択できる。価格は499ドル(約3万8000円)から。