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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第232回

今年も大漁!? 元旦の漁港で出会った猫たち

2012年01月06日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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気づかぬうちに猫がどんどん増えていく……

いつのまにか1匹増えていた玄関前。とことことえらそうに歩いている猫の向こうに、ちょっと警戒気味のヤツが(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

いつのまにか1匹増えていた玄関前。とことことえらそうに歩いている猫の向こうに、ちょっと警戒気味のヤツが(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

 さらに近寄ってみると、我々に気づいた猫たちがパラパラと動き出す。あれ? 1匹増えてる。さっきは5匹だったけど、この写真だと6匹。

 おお、増えた増えたと撮影していると、お年玉を欲しがる子供達のように四方から続々と現れる。いったい何匹いるんだー、と広角レンズにつけ換えて撮ったのがこちら。

ほとんど「全部で何匹いるでしょう」クイズ状態ですな。答えは7匹です。ちなみに、この路地を抜けたところは小さな漁港(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

ほとんど「全部で何匹いるでしょう」クイズ状態ですな。答えは7匹です。ちなみに、この路地を抜けたところは小さな漁港(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

 よく数えると、7匹。しかも、それ以外に最初室外機の上にいたサビネコ(冒頭写真)や、あとからやってきた白黒猫もいて、全部で9匹。

ちょいと貫禄のある白黒猫。一番人に慣れていた(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

ちょいと貫禄のある白黒猫。一番人に慣れていた(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

 狭い路地にこんなにいたら賑やかでいいだろうなあ。猫たちも元気そうでなにより。

 だがしかし、お正月を過ごすのはこんな楽しげな猫ばかりではないのである。ちょっと離れた渡船場の片隅ではまだ若い猫がぴったりと肌を寄せ合って寒さをしのいでいたのだから。

無造作に置かれた煮干しの前で、人が近寄ってもぴくりともせずじーっと重なり合う2匹。下の猫があまりに動かないので心配で触ってみたけど、ちゃんと生きてました(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

無造作に置かれた煮干しの前で、人が近寄ってもぴくりともせずじーっと重なり合う2匹。下の猫があまりに動かないので心配で触ってみたけど、ちゃんと生きてました(2012年1月 パナソニック DMC-G3)

 この2匹も元気に冬を越せますように。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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