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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第230回

冬の日なたで取っ組み合う猫たちのオンパレード!

2011年12月16日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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よし、取り組み開始っ!

 日なたでごろごろしているうちにじゃれ合いはじめた兄弟ぽい2匹。後ろからガバっと襲いかかって首筋をはむはむしたかと思いきや、下の猫が反撃。くわっ。

後ろから攻撃&下から海老ぞりで反撃。結構よくあるパターンなり。こういうのは「あ、なんかおきそう」と思ったら少し離れたところから望遠でじーーーーっと狙って撮っております(2011年11月 パナソニック DMC-G3)

 あ、おれが悪かった、許してくれ、と出したおなかにペシッ(前ページ冒頭写真)。勝負あり。

 なんかもう猫プロレスだか猫柔道だかのはじまりはじまり。

いきなり首を決められた黒猫。ポーズが袈裟固めっぽい。目を閉じた顔に注目。手前を何食わぬ顔で通り過ぎていく猫もなんかおかしい(2011年11月 パナソニック DMC-G3)

いきなり首を決められた黒猫。ポーズが袈裟固めっぽい。目を閉じた顔に注目。手前を何食わぬ顔で通り過ぎていく猫もなんかおかしい(2011年11月 パナソニック DMC-G3)

 それを観ていた黒猫くん、「おれも仲間に入れてくれ」と飛び込んで行ったはいいが、いきなり首を決められて万事休す。崩れ袈裟固め……だかなんだか、あっさり押さえつけられる始末。

思わず出した右手が顔にヒット。ちょろっと出た舌がポイント(2011年11月 パナソニック DMC-G3)

思わず出した右手が顔にヒット。ちょろっと出た舌がポイント(2011年11月 パナソニック DMC-G3)

 でもここから反撃開始。右腕をなんとか抜いて、顔を舐めにきたところをカウンター一閃。ぺしっ。

ペロっ。あ、舐めるな。ペシッ。という感じか。もつれたり叩いたり蹴ったりしながら、どちらも爪を出してないのが平和に遊んでいる証拠かも(2011年11月 パナソニック DMC-G3)

 抵抗するなら耳を舐めてやる。と舐めながら足も使って押さえに入るも、即座に反応した黒猫、再び右パンチを顎に叩き込むのだった。

 ああ面白かった。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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