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Flashゲーム開発者が作った

HTML5のゲーム開発を効率化!国産ライブラリー

2011年12月14日 13時52分更新

小橋川誠己/Web Professional編集部

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 「HTML5でスマートフォン向けのゲームを効率よく作りたい」――そんなWeb開発者のための新しい国産JavaScriptライブラリーが登場した。jActionプロジェクトが12月14日に公開したjAction(ジェイアクション)だ。

ゲーム開発向けのライブラリー「jAction」。トップページのビデオがちょっとかわいい

 jActionは、スマートフォン(iPhone/Android 2.2~)向けのJavaScriptライブラリー(MITライセンス)。HTML5+JavaScriptを使ったゲーム開発を効率化することを目的としており、12月14日に公開されたアルファ版では、Canvas上にキャラクターなどの画像をレイヤー配置する、配置した画像を動かす、衝突を判定する――といったメソッドが用意されている。

 jActionを開発したのは、クリエイトウェーブの大渕脇昭人さん、tadashikuの萩原伸悟さん、岡 徳之さんの3人。両社はもともと、ゲームメーカーなどから依頼されたFlashゲームを受託開発していたが、今年になってスマートフォン用ゲームアプリの案件を受注。手探りでHTML5+JavaScriptによる開発を進めていく中で、「ここまで何もないのか」(大渕脇さん)と愕然となり、「どうせ今後案件が増えるのなら」と自前のライブラリーを開発したという。「せっかく作ったので、広く使ってもらいたい」との思いから、今回、「jAction」と命名して公開することにした。

 jActionの現時点での機能は限られているものの、プラグインによって拡張できる仕様となっており、jActionのWebサイトではプラグインのリクエストも受け付けている。今後はユーザーが開発したプラグインもサイト上で共有できるようにする予定だ。

チュートリアルコンテンツも充実しており、ゲーム開発を学べるようになっている。日本語のドキュメントが整っているのはうれしい

 また、「プログラミングの知識がない人たちにもぜひ楽しんでほしい」(萩原さん)との思いから、チュートリアルの整備にも力を入れている。現時点では、簡単なブロック崩しゲームを作るチュートリアルが公開されており、サンプルコードを見ながらステップバイステップでゲーム開発を学べるようになっている。

 jActionプロジェクトでは、2012年春ごろにはベータ版を、ベータ版リリースから1カ月後には正式版をリリースしたいとしている。

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