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行っとけ! Ubuntu道場! ― 第51回

~師範、ARMって何ですか!~

2011年12月15日 12時00分更新

文● hito(Ubuntu Japanese Team) イラスト●瀬尾浩史

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今度どうなるの?

編集S:あれ、なんか以前に玄柴とか、SheevaPlugとかいうデバイスもあったような気がする。

hito:あのへんの「Sheeva」搭載装置はUbuntu 9.04までしか動かないんですよねぇ。

編集S:なにー。

小林:Ubuntuでは性能重視とか、デスクトップで実用的な速度で動かせるようにとかいう発想で、最新に近い世代のARMじゃないと動かなくなっています。

hito:その代わり、汎用で動かす場合にくらべて結構性能アップしてるんですけどね……。基本的にCortex A8互換じゃないとダメです。

編集S:ARMv5とかv6とかv7とか、って話かー。

ミズノ:Cortex A8世代はARMv7なんですねー。数字揃ってないのは「そういうもの」と思って諦めてください。

小林:今のUbuntuはARMv7じゃないと動かないので、Cortex A8以上が必要、ということですね。

hito:Cortex A8と互換ならいいので、Cortex A5とかA7とかのCortex Aシリーズなら大丈夫ですよー。手に入るかどうかは謎ですが。

さかもっちー:SheevaPlugとかはARMv5なんでしたっけ。

ミズノ:そーですねー。

hito:カーネルだけ自前でビルドしても、ほとんどのアプリが起動した瞬間に「Illegal Instruction」とかって落ちます。そんな命令知らないよって。

ミズノ:そういうものでもDebianなら使えるんで、そっちで使うのがいいと思います。

やまね:ユーザー増えるのはいいよねー。

hito:SheevaPlugとかOpenRDとか、「Ubuntu動かないけどDebianなら動いて幸せになれるデバイス」って結構ありますからねぇ。そーいうのでARMに慣れてもいいと思います。

編集S:編集SレベルだとARMに手を出さずに、AtomやAMD E-350/450搭載の小型マシンの方がいいのかなぁという気分になってきた……。

あわしろいくや:今だとまだそうかもしれませんなぁ。

編集I:まだちょっと難易度が高い気がします。

小林:ちょっと自信があればdynabook AZ、それ以外はとても自信がある場合に使う、というのがいいと思います。そうでなければ、安いx86マシンは沢山あるので……。

ミズノ:9800円でサーバー用タワーPC買えちゃいますからねぇ……。

編集I:でもこれ、将来的にはものすごく安い値段になる可能性がありますよね?

hito:Androidタブレットから「液晶とタッチパネルとバッテリを除いたもの」と同じなので、ものすごく安い値段で売れる可能性はあるでしょうねぇ……。数出てくるようになれば、って感じですが。

小林:今のところは、自宅サーバーをやったりする人のためのデバイス、という感じになってしまっていますね。Ubuntu自身もそれほど広がっていませんが、さらに厳しそうです。

ミズノ:Windows 8でWindowsがARMサポートして、ARMデバイスが増えると状況変わるのかな?

hito:「Windows 8のARM版はMetro UI部分だけしか動かないけど、UbuntuのARM版はフル機能使える」っていう状態になるので、状況が激変する可能性はありますね。あと「ARM Server」というジャンルがそろそろ出てきそうなので……。

編集I:2012年後半ぐらいには面白いことになってるかも、と。

あわしろいくや:それまでは腕試しデバイスですが、触ってて楽しいのも事実ですな。

hito:別のアーキテクチャを触ると、いろいろ惰性で理解してた部分が腑に落ちるんで、やってみてもいいでしょうねぇ。

編集I:いろいろ難しいけど、触ると楽しいよ、と(゚∀゚)

瀬尾浩史:というあたりでお時間ぺン。

編集S:次回の予定は未定です(先手)。

hito:次回の予定はどうすれば……って先に言われたーっ!?(後手)

ミズノ:カーネル→ARMと来たから次はEmacsで!

あわしろいくや:ハード路線にしてどうするんですかな……。

編集S:そろそろゆるふわ路線に戻すのだ。ただし予定は未定。

瀬尾浩史:例によってTwitterで @ubuntumag になにか言うとそれが採用されるパターンぺン……?

編集I:ではそれで行きましょうか。



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