夢路寿たんきたよー! ドS様登場だよー!!
STAGE2は、あすかたんの癒しタイムではなく、「新入り」扱いする調教師様こと、夢路寿たんが登場。心の底から踏んでくださいと言いたくなるような、ナイスレディだ。踏んでください。なにやら主人馬に素質があるようなことを言われて、あれよあれよと重賞レースへという展開に。当然のことながら、STAGE2でも地味に調教メニューについて親切に紹介してくれるため、馬初心者も安心の設計。
なお寿たんの登場シーンはドS様ライクで大変よろしい。STAGE2の構成はSTAGE1と同じで、選択肢を選んで進んでいき、お待ちかねの文字入力がある。この文字入力で最終的にどういう辱めを受けるハメになるんだろうか……。
STAGE3では銀河の……じゃなくて、天才ジョッキーの登場だ!
いよいよ最終ステージは転載ジョッキー・紅莉栖様。デビュー年でリーディング1位っていう設定なので、けっこう高貴な雰囲気で言葉使いもお上品。お嬢様方面な方が腰砕けになるんじゃないだろうか。最終ステージということもあってか、ちょっと選択肢は難しい。それでもなんとかエンディングまで進んでみたところ……途中の文字入力の理由が判明。エンディングにその文字列が組み込まれるのだ。
いやぁ、エンディングに表示される「ふんであげる」って文字はすばらしいですね。お見せできないのが残念ですが。あと、お約束でエンディングあたりは触れちゃダメみたいなので、プレイして確かめてほしい。
いくらでもウマになるがいいですよ
といったところで、文字入力の謎を残したままひとまず終了。異色の馬が主人公というゲーム、ピンクシーンはないが(あっても困るのだが)、ブラウザゲームというわりに良くできている。フルボイスだし、ご褒美シーンまでのクリック回数も適度だから短時間で楽しめる。もちろん“競馬に興味を持ってもらおう”という主旨からスタートしているのだろうが、スタッフがうまく遊んでいるなと感じた。まったく、競走馬は最高だぜ!! ところで筆者としてはとりあえず寿たんに踏まれたいんですが、どうすればいいでしょうか……?
筆者紹介――林 佑樹
フリーランスの編集・ライター。紆余曲折あって、PCからゲーム、家電、生活雑貨までやれちゃう体になった。現在はiPhone 4SやらAndroidやらに埋もれている。久しぶりに書くゲーム記事が日記になったんですが、掲載されているということはOKってことだったのでしょう。