このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

最新/高機能NASを手に入れろ! 第3回

NASはもちろん、PCの高速化にも最適な選択肢!

驚愕!! 1TBプラッターの実力、高性能HDD「Barracuda」を斬る

2011年12月15日 11時00分更新

文● 石井 英男

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

高さも低い1TBモデルは冷却面でも有利

 さて、1TBプラッターを採用したST1000DM003は、500GBプラッターを採用したST31000524ASに比べて、HDDの高さも低い。

1TBプラッター採用の「ST1000DM003」(左)と500GBプラッター採用の「ST31000524AS」(右)。ST1000DM003はプラッターが1枚なので、HDDの高さも低い

1TBプラッター採用の「ST1000DM003」(左)と500GBプラッター採用の「ST31000524AS」(右)の裏側の比較。基板のサイズも最新の「ST1000DM003」では小さくなっている

 具体的には、ST1000DM003の高さは20.17mmで、ST31000524ASの26.11mmに比べて6mm近く低くなっている。

薄さの比較。1プラッターのみを内蔵するので、既存モデルよりも薄型だ

 そのため、NASキットやタワーケースなどに、複数のHDDを搭載した場合でもHDDとHDDの間隔が通常よりも大きくなるので、エアフローが流れやすくなり、冷却面でも有利だ。なお、1TBプラッターを採用したBarracudaでも、1.5TB以上のモデルでは2枚以上のプラッターが搭載されるため、高さは26.11mmとなる。動作音も非常に静かであり、夜のリビングなどでも、HDDの音が気になるようなことはないだろう。

【ライター石井から一言】
NASキットはもちろん、PC用としてもお勧めの高性能HDD

 SeagateのBarracudaは、1TBプラッターを採用したことで、旧世代のHDDに比べて大きく性能が向上しているだけでなく、消費電力の低さもトップレベルだ。パフォーマンスと信頼性が重要なNASキットはもちろん、PCに組み込むにも最適な製品と言える。NASキットを導入しようと考えているのなら、Barracudaの購入を力強くお勧めしたい。もちろんRAID構成を視野に入れた“2台同時購入”もアリ。

■関連サイト

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン