シュア・ジャパン・リミテッドは、同社では初となるオープン型オーバーイヤーヘッドフォン「SRH1840」と「SRH1440」の発表会を開催した。2012年発売予定で、予想実売価格はSRH1840は7万円前後、SRH1440が4万円前後。
グローバルでの販売を予定しているが、今回は世界に先駆けて日本での製品発表となった。
フラッグシップモデルとなる1840は、インピーダンス(65Ω)と感度(96dB/mW)が若干高めになっており、アンプと接続して使うのに向いている、とのこと。最大許容入力も1Wと、どんなアンプでも接続できるという。
ドライバーは同社がハイグレードマイクなどで採用しているMyler製で、40mmのダイナミック型ネオジム磁石を搭載。ケーブルは脱着可能で、超小型同軸コネクター(MMCX)を採用する。一部にアルミ合金(6061-T6)を採用し、本体が268gと比較的軽量なのも特徴だ。
1440はポータブルオーディオプレーヤーなどで音楽を聴くのに最適なモデル。遮音性を持たせ、感度をやや高め(101dB/mW)にしている。
ドライバーは40mmで、1840と同じくダイナミック型のネオジム磁石を搭載。インピーダンスは37Ωで、コンシューマー機器の音楽を聴くのに最適とのことだ。
このほか、10月末に発売された日本特別仕様の「SE535 Special Edition」(実売5万円前後)についても説明が行なわれた。
日本のユーザーの声に応えて、従来の「SE535」の高域表現をより豊かにした限定モデルで、レッドとグレーというカラーリングも同社初だという。