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「IBM Smart Business Cloud ストレージ・マネジメント・サービス」

用途にあわせて選べる日本IBMのクラウド型ストレージ

2011年12月07日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 12月6日、日本IBMはクラウド型ストレージ運用サービス「IBM Smart Business Cloud ストレージ・マネジメント・サービス」(SMS)を発表した。

 これは、日本IBMのデータセンターにIBM資産のストレージを用意し、仮想化技術によって複数のユーザーが共用できる環境を、ストレージの使用量に応じた従量課金で提供するもの。システム環境や構成を標準化するなど日本IBMが高品質な運用管理を実施する、クラウド型のストレージ運用サービス。希望するストレージ資源を、最短1週間で用意もしくは変更できる。100GB単位で必要な容量を効率よく追加できると共に、1か月単位での使用可能だ。

 ほかに、ストレージ資源を階層化および仮想化し、ストレージの使用量や処理能力などに応じ、「Tier1」「Tier2」「Tier3」という3種類のサービスを提供する。Tier1は、高い処理能力が求められるDBサーバーや大規模メールサーバーなどに適したサービス、Tier2は、中程度の処理能力が求められるファイルサーバーなどに適したサービス、Tier3は、パフォーマンスを求めないバックアップや大量画像の保管などに適したサービスだという。

 本年中に、日本IBMと戦略的アウトソーシング契約を締結する一部ユーザーから先行的に提供を開始し、全面的な提供は2012年4月の予定。使用料金は、希望する要件に応じた個別見積もりとなる。

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