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コヨーテポイント・システムズ・ジャパンが発表

VMware ESX/ESXi対応のADC「Equalizer OnDemand」

2011年11月30日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月29日、コヨーテポイント・システムズ・ジャパンは、ADC(アプリケーションデリバリコントローラ)アプライアンス製品であるEqualizerの仮想版「Equalizer OnDemand」を発表した。

 Equalizer OnDemandは、EQ/OS 10プラットフォーム上で稼動するソフトウェアベースの仮想負荷分散アプライアンスで、おもにVMwareのESX/ESXiプラットフォームに最適化されている。アプリケーションのトラフィック管理の複雑性を排除し、シングル仮想サーバーインスタンスとしてアプリケーションデリバリの負荷分散および管理機能を提供する。

 Equalizer OnDemandは広帯域アプリケーション向けに設計されており、対応可能な最大スループットは1Gbps。HTTPは毎秒10万リクエスト、SSL/HTTPSも毎秒5万リクエストの処理が可能だという。

 PHPやASPに加え、MicrosoftのExchange Server、Outlook Web Access、SharePointなどのWeb/HTTPベースのアプリケーションをサポートする。そのほか、SSL VPNやデータベースのクラスタリング、メールサービス、ストリーミングにも対応する。さらに、コヨーテポイントのグローバルサーバー負荷分散エンジンであるEnvoyを仮想化することで、複数のサイトにおけるハードウェアアプライアンスを削減し、パフォーマンスを下げることなくアプリケーションの可用性を維持できるという。

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