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「ConceptBase Enterprise Search 2.1」は2012年1月16日登場

ジャストシステム、企業内検索ConceptBaseの文書検索強化

2011年11月29日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月28日、ジャストシステムは、企業内検索システムの新バージョン「ConceptBase Enterprise Search 2.1」を発表した。発売は2012年1月16日で、価格は200万円から。

膨大なデータからファイル/フォルダを瞬時に見つけだす「フォルダーナビゲーター」が追加された企業内検索システムの「ConceptBase Enterprise Search 2.1」

 ConceptBase Enterprise Searchは、ジャストシステムが独自開発した検索方式「NL-Vgram」をベースに、検索もれとノイズが少ない高い検索精度と、「ATOK」や「一太郎」で磨きをかけたというユーザービリティの高いインターフェイスが特徴のシステムだ。新バージョンでは、ファイルサーバーに散在する膨大なデータの中から素早く目的のフォルダやファイルを見つけ出す「フォルダーナビゲーター」、スマートフォン専用のユーザーインターフェイスが追加されている。

 フォルダーナビゲーターは、Active Directoryと連携して、検索対象に指定したファイルサーバーの中から、ユーザーがアクセスできるフォルダをツリー表示する機能を持つ。アクセス権のあるフォルダだけを表示するため探す場所が明確になり、任意のフォルダを選択するだけで検索対象を絞り込める。

 また、ヒット文書があるフォルダだけを絞り込んでの強調表示、ヒット文書とそれを格納しているフォルダを同じ色でハイライト表示する機能も提供する。これにより、目的の文書のありかをひと目で把握できフォルダとヒット文書の関係が一目瞭然となる。

 ConceptBase Enterprise Search 2.1の対応OSは、Windows Server 2003 R2 SP2/2008/2008 R2、RedHat Enterprise Linux 4 AS/ES Update4以降、RedHat Enterprise Linux 5.1 Server以降。ハードウェアは搭載メモリ8GB以上を推奨している。

 価格は、登録可能な文書数が75万文書の「ConceptBase Enterprise Search Basic Edition 2.1」 が200万円、300万文書の「ConceptBase Enterprise Search Workgroup Edition 2.1」が500万円、無制限の「ConceptBase Enterprise Search 2.1」が800万円となる。

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