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IEEE 802.1Xにも対応

センチュリーがRADIUSアプライアンス「FutureNet RA-1200」

2011年11月22日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月21日、センチュリー・システムズはRADIUSサーバーアプライアンスの新機種「FutureNet RA-1200」を発表した。

IEEE802.1X認証にも対応するRADIUSサーバーアプライアンス「FutureNet RA-1200」

 FutureNet RA-1200は、大規模ネットワーク向けのRADIUSサーバー機能を持ち、認証スイッチや無線LANアクセスポイントで使われるIEEE802.1X認証の認証サーバーとしても利用できる。さらに、プライベートCA(認証局)機能を備えており、本製品だけでIEEE802.1X認証に必要なデジタル証明書の発行から認証までのすべての機能が実現できるという。

 RADIUSサーバーとしては、RADIUSポート(1645/1646 1812/1813)が標準で利用でき、任意ポートの設定もできる。また、標準アトリビュートに加えてベンダー独自のアトリビュート(VSA)を自由に追加できるため、NASやRAS、認証VLAN、SSL-VPNなどの製品と連携が可能。さらに、運用面で重要になるという同一ユーザーIDによるアクセス数制限機能を持ち、多重ログインを防止できる。同時ログインについては、制限付き許可(最大9)や無制限の設定も可能だ。

 ほかに、外部ユーザーデータベースとの連携、プライマリ・セカンダリ方式や親子連携による冗長化、アカウンティングログ管理、ユーザーの一括作成機能、Web設定機能などを搭載する。同社のVPNルーター「FutureNet NXR」シリーズの「Web認証機能」や「IPsec機能」との連携も行なえる。

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