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日本サムスンが「SyncMaster NC220P」発表

LANケーブルでモニタも給電!UPoE対応シンクライアント登場

2011年11月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月14日、日本サムスンはUPoE(Universal Power Over Ethernet)対応のシンクライアント「SyncMaster NC220P」を発表した。

22型LEDバックライト搭載ディスプレイと一体になった筐体のシンクライアント「SyncMaster NC220P」

 SyncMaster NC220Pは、OSやCPU、ストレージなどを搭載しておらず、クライアント側へのドライバ導入やウイルス・スパイウェア対策も不要で、同社では「仮想化ゼロクライアント」と呼ぶ製品。カナダTeradiciのPCoIP(PC over IP)テクノロジーとヴイエムウェアのVMware Viewに対応する。

 電力供給方式として、通常のACアダプターに加え、LANケーブルで最大60Wもの電源供給が可能なUPoEに対応する。UPoEはシスコシステムズが開発した技術で、電力とネットワークアクセスの両方を1本のケーブルで提供する。これにより、電源の一元管理を実現し、電源の効率化と省電力化を可能にするという。

 筐体は22型LEDバックライト搭載ディスプレイと一体になっており、LANポート(RJ-45)×2とUSB×4などを搭載する。ディスプレイの解像度は1680×1050ドットだ。

 ラインナップは、UPoE対応の「NC220P」と非対応の「NC220」の2モデル。価格はどちらもオープンプライスだ。

SyncMaster NC220PとNC220のスペック

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