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天才猫とBD少女 ― 第1回

3枚組Blu-ray Discの罠にわなわな

2011年11月30日 22時00分更新

文● 編集部、モデル●金原朋未、かふか・大五郎@荻窪家

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今回はパッケージに入っているモノの話。くるまれたり、箱に入っていたり、種類の異なる3つのメディアが出てきたり……!?

 「ほわぁぁ?? 何で3枚もディスクが入ってるのだ?」

 トモちゃんが、嬉々とした声で叫ぶ。振り返ると、新書よりは少し大きなプラスチック製のパッケージを手にしている。色は明るい青。半透明で向こうが少し透けて見える。

 「いちまーい、にまーい、さんまーい、ニヤッ」

おっと、3枚も入っている! もしかして当たり?

 それじゃ何かの怪談だよ……と心の中で突っ込みながら、僕はそろーり、そろりと、トモちゃんのほうに近付く。「つまりこれって、当たりってこと?♪ テレビの占いで、“今日のラッキーカラーはブルー”って言ってたしぃ!」などと、嬉しそうに話ししながら、パッケージに収められたディスクを1枚ずつめくっている。

 そういえば何か買いに行くって言ってたな……。

 頭の中に、2~3時間前の記憶がよみがえる。昼寝の途中で、ウトウトしながら聞いていたけど、発売日だとか、イマジネーション溢れるファンタジーの逸品がどうとか。ついでに、目が覚めたら部屋に閉じ込められていて、迷惑な気分になったことも思い出した。

 まあ天然だから、そんなこと忘れてるだろうけどと、苦々しい思いがわきあがってきたところで──

 「あれっ!? 当たりと見せかけてハズレ!?」

あれ、再生できるの1枚だけじゃん……

 と素っ頓狂な声で叫ぶトモちゃん。見れば、今ではちょっと旧式になったDVDプレーヤーの前で首をかしげている。テレビ画面には「このディスクは再生できません」というそっけないメッセージ。

 「何これ不良品?」
 「よくみたら、いつも買ってるDVDの箱より小さいじゃん! 贋物つかまされた?」
 「3枚のうち、再生できるの1枚だけじゃん」

などと、ブツクサやっている。

 えーと、トモちゃん、ちょっと落ち着きたまえ!

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