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BD-AVとBD-MV──市販ソフトと記録型BDで異なる記録形式

2011年11月14日 18時21分更新

文● 柳谷智宣

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 実際に機器を使用する際にはあまり意識する必要はないが、市販のBDソフトとレコーダーなどで記録したBD-R/BD-REの形式は異なっている。

BD-AVとBDMV
形式 BD-AV BD-MV
メディア BD-R/RE BD-ROM
用途 主に録画用途。編集などに対応 市販ソフトで利用。BD Videoとも呼ばれる。
動画 MPEG-2
MPEG-4/AVC
MPEG-2
MPEG-4/AVC
VC-1
音声 ドルビーデジタル
AACなど
参考記事に準ずる

 BD-ROMの映画タイトルはBDMV(もしくはBDビデオ)と呼ばれるフォーマットで記録されている。動画を圧縮する方式としてMPEG-2やH.264/MPEG-4 AVC、VC-1といったコーデックが用意されており、BDビデオはこのうちのいずれかを利用する必要がある(音声の圧縮方式は関連記事を参照)。

 書き込み・書き換え可能なBD-RやBD-REメディアにデジタル放送の録画番組を記録する際には、BDAVと呼ばれるフォーマットを利用する。映像の圧縮方式には、MPEG-4 AVC/H.264もしくはMPEG-2、音声の圧縮方式にはドルビーデジタルやAACが利用されている。

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