日々進化する脅威に「ノートン インターネット セキュリティ2012」で対抗!
ネットの脅威から“たいせつなもの”を守れ・前編
2011年11月21日 11時00分更新
インターネットは安全ではない
さまざまな悪意があなたを狙う!
インターネットにはさまざまな脅威が存在する。日々のニュースでも「企業のパソコンにウイルスが侵入して、企業情報が盗まれた」とか「○○人分のIDやパスワードが流出」といった見出しが躍ることも珍しくないことからも、多くのネット犯罪がはびこっているのかがわかるだろう。
ニュースや新聞で報じられるのは主に企業・公共団体などの被害だが、個人レベルでもネットの危険性には変わりない。
キャッシュカードやネット銀行のIDやパスワード、住所・氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人情報、ネットゲームやSNSサイトのログイン情報、さらには保存している文書や写真といった自作のファイルまで、パソコンの中にあるさまざまな情報を犯罪者はあの手この手で引き出そうとしているのだ。
情報流出のほかにも、パソコンに侵入して勝手にファイルを消したり、動作をおかしくさせたりする悪意のあるソフトウェアも大きな脅威だ。インターネットは便利なツールだが、こういった悪意のある攻撃と脅威から守るために、何らかの対策を打つ必要がある。
自分だけは大丈夫――と思っていても、
脅威は勝手に忍び込んでくる!
悪意あるユーザーが作成したプログラムは、メールやダウンロードしたファイルを媒介としてパソコン内部に侵入してくるのが基本だ。そのため「知らない人からのメールはすぐに捨ててるし、怪しいサイズにアクセスしたりファイルもダウンロードしないから、私には関係ない」と思っている人も多いだろう。この認識は大きな間違いで、最近はもっと簡単・手軽な手法で悪意あるプログラムが侵入するようになっている。
ASCII.jpの読者なら、「セキュリティーホール」や「脆弱性」というキーワードを目にしたことがあるはず。これらはOSやアプリケーションの“セキュリティ上の弱点”のこと。悪意あるユーザーはこの弱点を利用して、勝手にパソコン内部にプログラムを送り込もうとするのだ。
もちろん、OSやアプリケーションのメーカーは弱点が見つかれば直ちに修正を施すのだが、それにはどうしても多少なりとも時間がかかってしまう。その間にインターネットにつながったパソコンは隙だらけになっているわけだ。これではユーザーが意識して注意していても防ぎようがない。
また別のケースでは、ごく普通のブログや情報サイトを表示しただけで、勝手に悪意あるプログラムが侵入しウイルスに感染したという事件が流行したことがある。これは悪意あるユーザーがブログや情報サイトに不正アクセスし、悪意あるプログラムを送りつけるための手順をこっそり追加していたのが原因だ。従来は安全なサイト(URL)であるため、閲覧者は悪意あるプログラムが侵入したことに気がつきにくく、侵入阻止も難しい巧妙な手口である。
このように、単純に不審なファイルを取り込まないように注意するだけでは、防御策として不十分ということがわかるだろう。ネット犯罪の脅威からパソコンを守るために最も有効な手段は、総合的なインターネットセキュリティ対策ソフトを導入することだ。
今回紹介するシマンテックの「ノートン インターネット セキュリティ 2012」は、そのセキュリティ対策として歴史あるタイトルの最新バージョン。パソコンの中にある“たいせつなもの”を守るためのソフトウェアである。
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