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Apple Geeks 第62回

Googleキラー、WolframAlphaが支えるiPhone 4S「Siri」

2011年11月11日 12時00分更新

文● 海上忍

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「How」や「What」を使って話す必要がある場合も

 また質問内容によっては、型通り「How」や「What」を使って話し始めないと、知りたい答えが得られない場面があるようだ。たとえば、カロリーを調べるべく「Ham and cheese sandwich」とSiriに話しかけたところ、レストランの検索と勘違いされたのか、「Sorry 忍, I can't look for restaurants in Japan」との答えが返ってきた。その後、「How many calories 〜」と話しかけたところ、意図したとおりハム&チーズサンドイッチのカロリーを調べてくれたので、検索自体は問題ないと分かる。

カロリー計算は、「How many calories〜」からはじめなければSiriに理解してもらえなかった

 なお、WolframAlphaは多少の日本語を解釈する——たとえば「Fuji mountain height」は「富士山の高さ」でOK——が、現在のSiriにはこのような芸当は期待できない。日本語でWolframAlphaの賢い検索サービスを利用するには、ウェブブラウザーからアクセスするか、iOSアプリ版WolframAlphaを利用するしかなさそうだ。

iOSアプリ版「WolframAlpha」を使えば、グラフの描画も簡単

WolframAlpha App
価格250円 作者Wolfram Alpha
バージョン1.3.1 ファイル容量8.2MB
カテゴリー辞書/辞典/その他 ユーザーの評価(4.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

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