Windowsスレートの魅力を生かせるLaVie Touch
スレートPCを含んだタブレット機は、重さが1kg未満で、厚さも20mm未満の製品がほとんどだ。ボディもフルフラットなので、カバンなどへの出し入れも楽。ただし本体にキーボードを搭載していない。文書をイチから作成したり、編集するよりは、ウェブサイトや文書などの閲覧に向いている。つまり、ビューア的な使い方が中心になる。
例えば以下のようなポイントが挙げられる。
- 携帯性が高い
- 閲覧中心の用途を想定
- 立ったままでも使えるので利用シーンが広い
- 対面型のプレゼンなどに適する
- バッテリー駆動時間が長い
LaVie Touchは、10.1型液晶を搭載したスレートPCであり、高い携帯性と長時間駆動を実現した魅力的な製品だ。LaVie Touchは、上に挙げたスレートPCの利点はすべて備えているだけでなく、他社のスレートPCと比べても優れている点が多い。
LaVie Touchの本体サイズは幅263×奥行き183×高さ15.8mmで、本体の重量は約729gである。厚さは15.8mmとスリムで、重量もスレートPCとしてはかなり軽く、同じサイズの液晶を搭載したAndroidタブレットと比べても決して見劣りしない印象だ。
もちろんOfficeをはじめとするさまざまなWindowsアプリケーションをそのまま利用できる。メールに添付されたExcel文書やPowerPoint文書も、OfficeをインストールしたスレートPCなら、そのまま開いて閲覧や編集を行える。
ウェブ中心の使い方でも、OS標準のものだけなく、自分の好きなブラウザーを選べる点がメリットになるだろう。例えば、iPad 2のOSであるiOSは、Flashをサポートしていないため、Flashを使ったウェブサイトを正しく閲覧することはできない。またパソコン用ブラウザーなので当たり前だが、拡張機能(エクステンション)の種類も豊富だ。
拡張性という点では、LaVie Touchでは、機能を拡張するためのマルチステーションが用意されている。机の上では無線キーボードを接続して、メインマシン的に使うこともできる。USB経由で接続するプリンターや外付けHDDといった周辺機器を利用できるのはもちろん、Windows Home Serverへの無線LAN経由でのバックアップなども可能だ。