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タブレット時代に、WindowsスレートPCを持つ意味を考える

AndroidにもiPadにもない「LaVie Touch」の魅力とは?

2011年11月17日 11時00分更新

文● 石井英男

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板のようにフラットなスレートPC「LaVie Touch」

 NECパーソナルコンピュータから登場した「LaVie Touch」は、OSとしてWindows 7 Home Premiumを搭載したスレートPCである。

 スレート(Slate)には石板という意味があり、“スレートPC”はその名の通り、1枚の板のように“軽量で薄型”のパソコンのことだ。

 以前は、“ピュアタブレットPC”などと呼ばれていたが、最近はAndroidやiOSといった、スマートフォン用のOSを採用したタブレットが増えてきたこともあり、Windowsを搭載したデバイスをスレートPCと呼び分けるようになった。スレートPCの多くは、10~12型程度の液晶ディスプレーを搭載し、重量も1kgを切っている。

ノートと同等機能で半分程度の軽さと薄さ

 スレートPCの魅力のひとつは、通常のノートPCよりも圧倒的に高い携帯性だ。

 タブレット(Android端末やiPad)とスレートPCの外観はよく似ているが、その中身は大きく異なる。スレートPCの最大のメリットは、デスクトップやノートで使われているのと同じ、フル機能のWindowsを利用できることだ。

タッチ操作で簡単に使える、LaVie Touch

 もちろん、Windows用のアプリケーションもすべてそのまま利用できる。それに対し、AndroidタブレットやiPad 2は、ウェブブラウズやメールチェック、文書の閲覧などの作業なら十分だが、文書やコンテンツの作成、編集にはあまり向いていない。

 また、スレートPCは“使い慣れたWindows環境をそのまま持ち出せる”だけでなく、指先でのタッチや手書き入力による直感的な操作が可能なことがメリットである。Windows 7は、タッチパネルを標準サポートしている。タッチパネルを備えたスレートPCなら、指先ひとつでさまざまな操作が可能。立ったまま使う場合などにも非常に便利だ。

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