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購入から4ヵ月 GALAXY S IIなら冬モデルとも互角に戦える!

2011年10月28日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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スマホはやっぱり大画面が便利

 スマートフォンのスペックではディスプレーサイズも重要だ。GALAXY S IIのディスプレーは4.3型と比較的大型である。

 以前は、女性ユーザーやITに詳しくない一般層をスマートフォンに引き込むには、片手で使える小型サイズの端末が必要だという意見が多いように感じた。ただ、(PCに比べれば)小さな画面で日本語テキストを読む機会が多いスマートフォンでは、別に老眼でなくても、大型の画面がより快適だと個人的には感じている(持ち運びのスタイルなど、好みの部分は大きいだろうが)。

SUPER AMOLED Plusの発色は個人的には大変気に入っているが、好き嫌いもあるので、実際にショップなどで確認するといいだろう

 また、GALAXY S IIで用いられている「SUPER AMOLED Plus」(有機EL)は、液晶とは明らかに異なった特色を持っており、発色の鮮やかさが印象的だ。液晶を採用した端末にも優れたディスプレーを持つ製品は多いが、室内で動画を鑑賞する機会が多いユーザーなら、この「SUPER AMOLED Plus」にメリットを感じるはずだ。この辺は好みの問題もあるので、実際に販売店などで見比べてみると、違いがわかって興味深いだろう。

大容量メモリでアプリもインストールし放題

 GALAXY S IIの動作の快適さはメモリの多さという要因もある。RAMは1GBで端末の設定画面を見る限り、たくさんアプリを起動しない限り、常に余裕がある。

マイ端末の起動直後のRAMステータス。比較的余裕が有るので、タスクマネージャー系のユーティリティを頻繁に使うことはなくなった

 少し前のAndroidスマートフォンでは、タスクマネージャー系ユーティリティーを導入して、頻繁にバックグラウンドで動作しているアプリを終了させないと、メモリー不足でアプリが強制終了する……という場面も見かけたが、GALAXY S IIであれば特に気にする必要はない(バッテリーの持ちを考えると、ときどき終了させたほうがいいが)。

 同様にAndroid端末で問題になりがちなのが、アプリ用のインストール領域だ。こちらも約1.9GBと十分な容量を持っている。以前の端末では数百MBであることも多く、使っていくうちに1つアプリを追加するには、なにかを削除しないといけないといった状況に陥りがちだった。さまざまなアプリをレビュー用にテストする機会が多い筆者的には、この点もGALAXY S IIを選んだ大きな理由だ。

GALAXY S IIの現在(左)と以前使っていた端末(右)それぞれのアプリインストール領域。150MB前後をやりくりしていたことを考えると夢のようだ

新モデルのトレンドを先行搭載しているので
今でも現役モデルとしての実力十分

 ここまで挙げた「デュアルコア」「大型ディスプレー」「大容量メモリ」という3要素は、Android端末の使い勝手を大きく左右する要因だけに、冬モデル新製品のハイエンド機でも、端末に盛り込まれるケースが増えた。

 それはつまり、GALAXY S IIは一足先にそれらのスペックを導入した先進的な端末であり、現役ハイエンドモデルとして十分な実力の持ち主だとも言えるわけだ。冬モデル新製品が気になるという人も多いはずだが、自分のGALAXY S IIでもまだまだ渡り合えそうだ、というのを今回の原稿の締めにしたい。

10月20日にアップグレードがあり、Androidのバージョンが2.3.3から2.3.5になった。地道なアップグレードがうれしい

今回のアップグレード後は、画面のドラッグによるスクロールで端まで来ると、青いグラデーションでそのことを示すようになった。またホーム画面もループ構造に変更された


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