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サーバー費用が不要で、最短2週間で構築可能

コールセンター構築をクラウドで!「FUSION Connect」

2011年10月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月26日、フュージョン・コミュニケーションズは、PBXやビジネスフォンを購入することなく、コールセンターに必要な環境を構築できるクラウドテレフォニーサービス「FUSION Connect」の正式サービス開始を発表した。

クラウドテレフォニーサービス「FUSION Connect」のイメージ

 FUSION Connectは、ブロードバンドインターネット回線を用意するだけでコースセンターを構築できるサービス。安価な導入コストと短期間でのシステム構築により、これまでのサービスでは難しかった弾力的な席数の調整を可能にする。同社では、コスト意識の高いユーザー、コールセンターを早期に立ち上げたいユーザーのニーズに応える革新的なサービスとしている。

 メリットの1つは、クラウド環境を利用するため、システム導入費用の大部分を占めるサーバー費用などが不要となり、従来のIP-PBXに比べトータルでのシステム導入費用の大幅な削減が可能となる点。また、大規模な設備の導入が不要となるため、通常3カ月程度かかるシステム構築期間を最短2週間まで短縮できるメリットもある。

 本サービスでは、PCのデスクトップからコールセンターの状況把握、業務指示を行なうことが可能な「HUD(Heads Up Display)」と呼ばれる受発信管理ツールを用意。通常のコールセンターに必要な機能だけでなく、業務を効率化するための充実した機能を提供するという。

 価格(税込)は、基本ユーザーライセンスが2100円、コールセンターライセンスが7875円など。席数×10、050番号×10、0120番号×1、電話機×10のコールセンター構築の場合、初期費用が5775円、月額費用が11万3934円(電話機レンタル代込み)などとなる。詳細は、FUSION ConnectのWebページを参照のこと。

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