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バトルフィールド3を超高画質で快適プレイできるPCを自作しよう

2011年10月25日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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「バトルフィールド3」ってどんなゲーム?

 バトルフィールド3ってどんなゲーム?という人のために、オープンベータテストなどのスクリーンショットとともに簡単に紹介しておこう。
 「バトルフィールド」シリーズは、2002年に発売された「バトルフィールド1942」から始まった実在または架空のミリタリーFPSで、オンラインプレイが主体のゲームになる。バトルフィールド3は、2010年に登場した「バトルフィールド バッド カンパニー2」と同じ架空の現代戦になっており、実在の銃火器が数多く登場する。さらに、マップによっては、戦闘機や戦車、装甲車などに搭乗し、戦闘を行なうことができるのだ!

最高描画設定時(オープンベータテスト)のスクリーンショット。リアルのひと言だ

 「バンド・オブ・ブラザース」や「ブラックホークダウン」といった戦争ドラマ、映画やサバイバルゲーム好きは、ハマること間違いなしのゲームといえるだろう。シングルプレイモードも搭載しているので、FPSゲームやバトルフィールドシリーズが初めての人も、操作に慣れてからオンラインマルチプレイに参加できるので安心だ。

ビルの壁など、構造物の多くが破壊可能になっている。隠れていても対戦車ロケット弾を撃ち込まれて、壁ごと吹っ飛ばされることも……

バトルフィールド3を遊び尽くせる
PC版だからこその醍醐味!!

 プレイステーション3やXboxといったコンシューマーゲーム機版も同時に発売されるが、PC版だけのメリットもある。リアルなグラフィックもそうだが、なんとPC版では64人でのマルチプレイ対戦を実現している。コンシューマーゲーム機による24人対戦とは、ひと味違った32人 vs 32人の大規模戦闘を楽しめる。

オープンベータテストで実施された“Caspian Border”マップを使った64人用コンクエストモードのスクリーンショット。戦車に挑んでみたが……

銃撃音や爆発音を忘れて、塔の上から景色を楽しめるのは、最高描画設定だからこそだ。この後、景色に見とれすぎてヘッドショットをもらった

オープンベータテストで
バトルフィールド3快適マシンの性能をチェック

 10月10日の19:00(日本時間)まで行なわれたバトルフィールド3のオープンベータテストに、「バトルフィールド3快適マシン」で参加して、CPUの負荷や最高描画設定時のフレームレートなどを見てみた。なお、検証したのはサーバー負荷をみるために行なわれたベータ版なのは覚えておいてほしい。すでに、フレームレートの安定性など、多くの項目がベータ版からの改善点として、公式サイトのブログに報告されている。

オープンベータテストには812万5310人のプレイヤーが参加。470億発の弾丸が発砲されたという。これらをもとに改善された項目が、ブログに多数報告されている

8スレッド中6スレッドが動作

 まずは、プレイ中にタスクマネージャーを見てみると、CPUは8スレッド中6スレッドが動作。さらに、CPU温度などを監視する「CoreTemp」のログ機能を有効にして最高描画設定、解像度1920×1200ドットで、2時間ほどゲームをプレイするとCPUの負荷は平均60パーセント前後になっていた。ちなみに、CPUの動作クロックは「Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・テクノロジー)」が機能して、3.5Hzまでオーバークロックされていた。

ウィンドウ表示でのゲーム起動中は、50パーセントに近いCPU負荷になっていた

“ULTRA”設定でのフレームレートを計測

 フレームレート計測やスクリーンショットなどが行なえる「Fraps」を使って実施。1分間のフレームレート計測を複数回実行して、平均fpsを出した。まず、描画設定“ULTRA”(プリセット)の解像度1920×1200ドットで計測すると、平均は42fpsに。最低でも35fps前後と快適に遊べる30fpsを余裕でクリアーした。
 次にプリセットのUltra設定では、最高設定になっていなかった「ANTIALIASING POST」の項目を“HIGH”→“ULTRA”に。さらに、「ANTIALIASING DEFERRED」を“4x MASS”に設定して計測を実行すると最低31fps、平均36fpsという結果になった。さすが、ハイエンドGPUの「GeForce GTX 570」といったところ。あくまでもベータ版を使った計測結果だが、このフレームレートなら、製品版でも最高描画設定&高解像度でプレイできそうだ。
 推奨GPUの「GeForce GTX 560」でもプリセットの“ULTRA”設定を計測してみると最低21fps、平均27fpsと30fpsに若干届かなかった。推奨GPUでは、プリセット“HIGH”設定をベースに30fpsを超える設定に各種項目を“ULTRA”にしていく感じになるだろう。

プリセット“ULTRA”のスクリーンショット

プリセット“HIGH”のスクリーンショット

プリセット“MEDIUM”のスクリーンショット。ちなみに描画設定には“LOW”もあるが、最低でも“HIGH”で遊びたい

バトルフィールド3快適マシンで
広大な戦場を駆け巡ろう!!

 総額19万円前後と高価だが、最高描画設定でのフレームレートが、平均36fps前後の「バトルフィールド3快適マシン」でバトルフィールド3を思う存分堪能だ。このスペックなら、11月17日に発売されるバトルフィールド3と対をなす人気ミリタリーFPS「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3」なども快適に遊べること間違いなしだ。

総額19万円前後で自作した「バトルフィールド3快適マシン」。超美麗クラフィックで64人対戦を堪能できる納得の性能となった

 蛇足だが、エレクトロニック・アーツのオンラインショップ「Origin Store」では、さまざまな特典が付属する「バトルフィールド3 リミテッドエディション」(実売価格 6600円)のダウンロード販売を行なっており、10月28日の14時から先行ダウンロードが行なえる(プレイできるのは11月2日から)。新たに組んだバトルフィールド3快適マシンで先行ダウンロードを済ませれば、あとは11月2日の開戦を待つだけだ!

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