フリー走行中にラインを覚えましょう!!
頻繁にレースを見ている人にも言えるのだが、前日入りできるのであればコースラインの確認をオススメしたい。タイヤ2本ぶんほど毎回ライン違うじゃないですかーやだー! っていうことはないが、各ドライバーのラインがある程度わかっていれば、構図を作りやすいし、レンズの振りにも余裕がうまれる。
と偉そうにいっても、久しぶりすぎるので、まずはホームストレートで素振り。いまどきの流し撮りは一脚を使うスタイルがポピュラーだが、どうも筆者は一脚での流し撮りが苦手。どんなにレンズが重かろうが、手持ち流しを基本にしている。幸い、利き目が左なので、両手とおでこ、左肩の4点ホールドができるため、あんまり苦労したことはない。
さて、流し撮りだ。走行する車両に合わせて体を水平に動かし、撮りたいところでシャッターという撮り方。シャッター速度を遅くすれば、背景が流れてかっこよくなる。
ポジ時代でも1/30秒なら成功率は8割を超えていたので、まだ大丈夫だろうと思ったら、まぁダメダメ。しかし、今はデジタル。撮影してすぐに結果を確認し、ダメだったら即デリート。フィルムの入れ替えもないし、ISOも変更し放題と、いい時代なので、しばらく体に動きを染みこませていた。
個人的にオススメの撮影練習場所としては、逆バンク。改修後はスタンド上からも下からも撮りやすくなり、長玉があればだいぶ遊べるスポットになっていた。ヘアピンに行く人は減ったんじゃないだろうか……。
このあと、ダラダラと名物・牛串を頬ばりつつつつ、休憩しながら007SHをチェックして遊んでいたら、ピットウォークがスタートしていた。パドックパスを持っているので、スルッとピットウォークにも参加できる。レースフォトグラファー講座に参加したときは、この時間に車両やレースクィーンを見に行くといい。