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ダイアゴナルキット

ダイアゴナル、クラウド利用で手間の少ない連絡先共有サービス

2011年10月06日 20時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月4日、ダイアゴナルは最新の「連絡先情報」をユーザー間でリアルタイムに公開し合えるウェブサービス「ダイアゴナルキット」のβ版サービスを開始した。KITは「Keep In Touch」の略で、常につながっていられるという意味だ。

名刺交換したが、登録やアップデートが不便というなら

山川 隆代表取締役

 ビジネスの現場では名刺などを交換し、お互いの連絡先などを伝えあうが、所属や役職名が変わるなどして、情報が古くなってしまうことが多々ある。またプライベートでも転居などで連絡が付きにくくなる状況は生じやすい。こうしたコンタクト情報をアップデートする手間を最小限にできるのが同サービスの特徴だ。

 利用者は、ダイアゴナルキットのデータベースに自分のメールアドレスや住所、電話番号などを登録する。この情報は、自分の連絡先を知らせたい別の利用者のデータベース領域とリンク(共有)できる。一度リンク関係ができたユーザー間では、最新の連絡先情報が同期される。異動や転居などで連絡先が変わった際には、変更した自分の連絡先情報が自動的にリンクしているほかのユーザーのアカウントにプッシュされる。

 発表会に登壇した山川 隆代表取締役は「毎年年賀状をもらって最初に確認するのは、文面よりも相手の連絡先が変わっていないかどうか」と自身の体験を紹介しながら、コンタクトできなくなるのを防ぐためにいかに手間と時間をかけているかを強調した。また企業では、株主総会や顧客向けに招待状を送る際に名簿の更新が必須になると指摘。連絡自体は通じても、相手の役職名や所属などが変わっていることも多々あり、多大な労力を払っている事例がみられるとした。

名刺情報の共有やコンタクト情報の履歴参照にも対応

 ダイアゴナルキットは上記のように、基本的に更新が必要になるのは利用者自身の連絡先のみ。お互いにシステムを利用し合っていることが前提になるが、リンクしている相手が情報を編集/更新する必要はない。いわば“自分のデータベース情報を他人が書く”という「ユーザー間の自助努力」によって成立する。相手に更新を強いることなく、簡単に最新情報が交換し合える仕組みだ。

 またSNSとは異なり、リンクは1対1に限られるので、知り合いの知り合いの情報などは共有されない。また、リンク相手に対して公開する情報は細かく制限でき、プライベートの連絡情報とビジネス用の連絡情報も使い分けられるので、ビジネス利用に適しているとする。

画面例。公開する情報などはリンク先ごとに細かく設定できる

 利用料は無料だが、企業ユーザーに対しては1アカウントあたり月額200円程度で有料化を検討している。企業ユーザーとして登録すると、企業あるいは部署内で一括して連絡先情報を管理できるので、名刺や顧客情報を共有して業務効率を高めたり、別担当が過去にコンタクトした履歴があるかをさかのぼって調べるといった用途にも対応できる。企業ユーザーかどうかは、認証に利用しているメールアドレスのドメインが企業アカウントとして登録されているかどうかなどで判断する。

 なお自分の連絡先情報を公開したい相手がダイアゴナルキットのユーザーでない場合も、リンクのリクエストを送ることは可能。このリンク情報を保存した状態で案内を送る仕組みは特許取得済みだという。

 山川氏は会見で「ユーザー規模が重要なのは言うまでもない。4~5年で浸透しなければビジネスとしてよくなかったと判断する」とコメント。同窓会や友人どおしなどCtoC的な用途、企業の担当者同士などBtoB的な用途に加え、ユーザーサポート情報などBtoC的なものも含め、意欲を持ってシェア拡大に努めて行くとした。

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