スマホやタブレットの普及に伴い、テレビを含むAV機器とモバイル機器との連携は欠かせない機能となってきた。そんな今時の風潮を反映するかのように、CEATEC JAPAN 2011ではテレビの機器連携機能の参考展示も目立った。
パナソニックブースでは、VIERA向けネットサービス「VIERA Connect」向けのサービス「ソーシャルTV」を参考展示していた。TwitterやFacebookといったサービスをテレビを、見ながら利用できる。
また、パナソニックブース内でアクトビラがモバイル向けサービスを参考出展していた。スマートフォンなどで配信コンテンツを確認し、見たいコンテンツを「お気に入り」登録することで、自宅のテレビでそのコンテンツが再生できる。
スマホでコンテンツが見られるわけではないが、ちょっとした空き時間に最新動画コンテンツをチェックして、後で自宅でそのコンテンツを楽しむ、という使い方ができる。
シャープは次世代テレビのHDMI機器連携についての参考展示を行なっていた。HDMI接続されたBlu-ray Discレコーダーに入っているBDタイトルや録画番組のリストなどを、テレビのリモコンのカラーボタンを押すだけで簡単に表示できる。
全画面表示ではなく、右下に小画面で表示されるので、テレビの視聴の邪魔にならないのがポイントだ。
また、シャープと東芝のブースでは、Yahoo! JAPANがテレビとモバイル機器を連動させたサービスを参考展示していた。視聴中の番組や録画した番組に関する情報をタブレットなどに表示するサービスで、テレビの操作なども行なえる。
そのほか、日立製作所のブースでは、iPadでWoooを操作できるリモコンアプリも参考展示していた。番組表も閲覧でき、手元で見たい番組を選んでテレビを選局する、といったことができる。
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