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ASCIIも出展&全力取材! CEATEC JAPAN 2011レポート 第6回

さらに加速するテレビとスマホ&タブレットの融合

2011年10月04日 16時38分更新

文● ASCII.jp編集部

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昨日の発表会で「レグザリンク・シェア」を大々的にアピールしていた東芝。もちろんブースにも展示コーナーがある

 スマホやタブレットの普及に伴い、テレビを含むAV機器とモバイル機器との連携は欠かせない機能となってきた。そんな今時の風潮を反映するかのように、CEATEC JAPAN 2011ではテレビの機器連携機能の参考展示も目立った。

従来からVIERAでTwitterは可能だったが、全画面表示となっていた。一方で参考展示されていた「ソーシャルTV」サービスでは、テレビ画面とTwitterの同時表示を実現、スマートフォンなどから声でコメントの入力が行なえる

 パナソニックブースでは、VIERA向けネットサービス「VIERA Connect」向けのサービス「ソーシャルTV」を参考展示していた。TwitterやFacebookといったサービスをテレビを、見ながら利用できる。

アクトビラの参考展示。外出先でスマートフォンなどで見たい配信コンテンツを選ぶ(左)と「お気に入り」に登録される。帰宅後、スマートフォンから再生操作を行なうと(右)、お気に入り登録されたコンテンツがテレビで再生される

 また、パナソニックブース内でアクトビラがモバイル向けサービスを参考出展していた。スマートフォンなどで配信コンテンツを確認し、見たいコンテンツを「お気に入り」登録することで、自宅のテレビでそのコンテンツが再生できる。

 スマホでコンテンツが見られるわけではないが、ちょっとした空き時間に最新動画コンテンツをチェックして、後で自宅でそのコンテンツを楽しむ、という使い方ができる。

シャープの参考展示。HDMI接続されたBDレコに入っているBDタイトル名や録画番組をテレビで簡単に確認できる。さらにBDレコに写真の入ったUSBメモリーを差して、それをテレビ側に保存する、と言うことも可能だ

 シャープは次世代テレビのHDMI機器連携についての参考展示を行なっていた。HDMI接続されたBlu-ray Discレコーダーに入っているBDタイトルや録画番組のリストなどを、テレビのリモコンのカラーボタンを押すだけで簡単に表示できる。

 全画面表示ではなく、右下に小画面で表示されるので、テレビの視聴の邪魔にならないのがポイントだ。

視聴中、もしくは録画したテレビ番組に関連する情報をスマホやタブレットなどで確認できる

視聴中、もしくは録画したテレビ番組に関連する情報をスマホやタブレットなどで確認できるYahoo! JAPANのサービス(参考展示)

 また、シャープと東芝のブースでは、Yahoo! JAPANがテレビとモバイル機器を連動させたサービスを参考展示していた。視聴中の番組や録画した番組に関する情報をタブレットなどに表示するサービスで、テレビの操作なども行なえる。

日立「Wooo」用のリモコンアプリ。リモコン操作だけでなく、番組表の表示も可能だ

日立「Wooo」用のリモコンアプリ。リモコン操作だけでなく、番組表の表示も可能だ

 そのほか、日立製作所のブースでは、iPadでWoooを操作できるリモコンアプリも参考展示していた。番組表も閲覧でき、手元で見たい番組を選んでテレビを選局する、といったことができる。

DLNAブースではDLNAサーバーをタブレットでコントロールするアプリを参考展示していた

DLNAブースではDLNAサーバーをタブレットでコントロールするアプリを参考展示していた

同じくDLNAブースにあった「モバイル DMS」(デジタルメディアサーバー)

同じくDLNAブースにあった「モバイル DMS」(デジタルメディアサーバー)


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