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84カ国・地域でネット違法販売を一斉摘発、日本は逮捕者21人

2011年10月03日 10時50分更新

記事提供:通販通信

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 やせ薬やED(勃起不全)治療薬などの無承認医薬品をインターネットで販売する違法業者の一斉摘発が、日本を含む世界84カ国・地域で9月20日から27日に実施され、53カ国で計55人が逮捕、計7901点が押収された。

 一斉摘発は国際刑事警察機構(ICPO)や世界保健機関(WHO)が主導し、国内では警視庁と千葉県警、大阪府警が実施した。この摘発で警視庁は、通信販売会社「H・A・L」社長、八重田敏文容疑者(27)(世田谷区)ら10人を薬事法違反容疑で逮捕し、7法人と7人を同法違反容疑で書類送検した。

 八重田容疑者らは3月初旬~7月末、自社の通販サイトで「肥満解消」「ED治療」などとうたった未承認薬を、4000~3万4000円で販売した。購入者の健康被害はないという。

 警視庁と千葉県警、大阪府警は、薬事法違反の疑いで21人を逮捕・送検し、12種類1495点を押収している。

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