最後の担当スエオカの嘆き
編集部スエオカ。ASCII.jpのケータイ／スマホ班の兵卒。ほかにはSUPER GTのミク号を追っかけていたり。出張で日本全国のサーキットに行くことが多いので、その都度電波が入るかチェックを欠かさない
──アナタの代でウィルコムファンサイトが終わってしまうワケですが……
スエオカ：ちょっと、私のせいで終わっちゃうみたいじゃないですか。誤解を招く表現はしないでくださいよ！
──担当になってからどのくらい？
スエオカ：先代のオカモトから引き継いだのが今年の3月くらいなので、約6ヵ月間という短い間でした。自分自身が現役ウィルコマーということを活かして、私が自分で記事を書いたり、企画を考えたりと、結構好き勝手やらせていただきました。いろんなところで書いてますが、「X PLATE」と「GALAXY S」の2台持ちです。
──もともとウィルコム使ってたから、担当に指名されたんですよね？
スエオカ：そうですね。2台持ちのモデルケースとしてオカモトが担当した記事に登場したことがあるんですが（関連記事）、それで「スエオカで」ということになりました。ウィルコム歴は先のお二方に比べたらニワカもいいところで、初めて買った端末が京セラの「WX310K」。京ぽん2って呼ばれてたモデルです。2005年のモデルですが、買ったのは2006年に入ってから。それまでは某キャリアを10年くらい使ってたんですが、ちょうどその時期に転職してガクッと収入が減って、月に1万円近いケータイ代が苦しくなり……。友達のススメもあり、ウィルコムに乗り換えたんですよ。基本料金は安いは、メールは無料だわで一気に通信費が減ったので、ウィルコム様々でしたね。その端末を1年半くらい使って、まだ私がASCII.jpに入る前、当時編集部にいて以前から友達だったイイヅカから「アドエス（Advanced／W-ZERO3［es］）いいぜ！」という話を聞き、そちらに乗り換えました。
使い込まれたアドエス（Advanced／W-ZERO3［es］）。ちなみに、編集部サクマの私物であり、つい最近「X PLATE」に機種変した。彼もウィルコムとiPhoneの二刀流である
──じゃあ、まだウィルコム歴は5年くらいなんですね。
スエオカ：継続して使ってる、という意味ではそうですね。でもPHS歴だと今から17年くらい前、アステルの端末を一時的に持ってたことがありました。親が買ったんですが、イマイチ使い方がわからないという理由で手放したのでそれをもらったんです。もう、端末名すら覚えてませんけどね。当時通ってた専門学校に得意げに持って行ったんだけど、誰からも電話がかかってこなかったという。結局、私も一度も通話しないままフェードアウトしちゃいました（笑）。それからは2006年までケータイになるわけです。でも、PHSの端末って魅力的な機能がいっぱい付いてたじゃないですか。データ通信もそうだけど、外付けカメラとか。何度もPHSにしようと思ったんですけど、なんとなくそのときは学生とか女性が持つものってイメージがあって敬遠してたんですけど、今考えると電話代をもっとシュリンクできたのになあ、と。
──熱心に2台持ちを周りに勧めてるみたいですが……。
スエオカ：いや、どう考えても2台持ちのほうが効率的だと思うんですけど！ 今、2台の基本料金合わせても、ケータイ時代より安いですもん。2台持ちをしない理由がわからない。あと、私が通話を嫌いな理由に「細かい通話の積み重ねが大きな通話料になってしまう」というのがあったんですが、「だれとでも定額」のお陰でその理由もなくなったので、積極的に電話をするようになりましたね。利用明細見ると、私の通話ってほとんど数十秒から1分なんですよ。それなのに、数十円払ってるのはもったいない。間違いなく、だれとでも定額の元は取ってます。で、スマホをネット専用機にしてパケット定額コースに入っているので、こちらは月額料金は変わらず、繰り越し通話料がだけが増えていくという（笑）。ね、オトクでしょ？
2台持ちを勧めまくっているスエオカ
──はぁ……。まあ、そうですね。ところで、担当になってみてどうでした？
スエオカ：良かったところは、自分がウィルコムを使っているので企画を考えやすかったのと、記事を見てウィルコムユーザーになってくれた人がいたことでしょうか。個人的には東日本大震災でかなり助けられました。ウィルコム同士では通話できたので。まあ、結局通話したのは編集部のサクマとだけなんですが……。苦しかったのは、私が担当してた時期に新端末が出なかったので、端末レビューみたいな記事でできなかったことかなあ。もうサイトが終わるって段階になって、続々と新端末が発表されましたよね（笑）。ま、これからはASCII.jpのスマホ担当として、それらは追いかけていきますけどね。あと、佐々木 希ちゃんとお近づきになりたかった。
──じゃあ、最後の担当者として、最後に一言！
スエオカ：短い間でしたが、楽しんでいただけたでしょうか？ 少しでもウィルコムの魅力が伝われば幸いです。個人的にもウィルコム啓蒙活動は続けていきますし、仕事ではスマホ担当なので、どちらにせよウィルコムからは離れられなそうです。みなさんも、ぜひウィルコムとスマホの2台持ちにチャレンジしてみてください。いろいろ捗りますよ！
スエオカ曰く「なんで2台持ちしないの？」とことん2台持ちにこだわっているらしい
